現在の大きな趣味であるボードゲーム。
今回はその出会いと、どういったゲームを遊んできたかをまとめます。
大きなきっかけ
ボードゲームらしいボードゲームを始めるようになった、大きなきっかけはカプコンから販売されたカタンです。
これが人生を大きく変えたといっても過言ではありません。
発売されたのは2002年でした。
そもそも、このカプコンカタンを知ったきっかけは、ゲーム雑誌のファミ通です。新製品か何かの説明で、1ページもない、ほんのわずかなスペースに掲載されていました。
面白そうだなと感じたものの、どこに行けばこういうのが買えるのか分かりませんでした。
住んでいるところが田舎のため、もちろんボードゲームショップなどもありません。
というか、ボードゲームショップの存在自体まだ知りませんでした。
ある日、いつものようにゲームショップに行きました。
ゲームショップといっても、本やCDなども扱っている複合型店舗です。
何とそこにカタンが売っていたのです。
考えてみると、先にも後にも、あの店にボードゲームがあったのは、あのときだけでした。(だいぶ前に閉店しています)
「おー!」と思ったわたしは、そのままカタンを購入しました。
家に帰り、説明書を読みながら期待に胸を膨らませました。
早くやってみたいと思いつつ、なかなかその機会は訪れないまま、時は流れました。
まず壁になったのが、遊ぶ相手です。
当時、なかなか知人達と集まって遊ぶ機会がありませんでした。
そして、ルールです。
こればっかりはやってみないと本当に分かりません。
果たしてどんな展開になるのか予想もつきませんでした。
そうこうして、購入から数ヶ月が経って、ようやく遊ぶ機会が訪れました。
カタンの楽しさを知る
ルールミスが何度かあったものの、それを上回る面白さでした。
こんなものがあったのかという衝撃がすごかったです。
どっぷりカタンにハマったわたしは何時間も遊び続け、徐々にいろいろな人に教えていきました。
1番ハマっていたときには1日8時間くらいカタンをしていました。
カタンの次
どうやらカタンというのは、ドイツのゲームであるということを知ります。
そして、ドイツにはこのような面白いボードゲームがたくさんあるということも分かりました。
ネットで情報を集めると、どんどんいろんな情報が集まってきます。
そこで今度は、インターネット通販に手を出します。
当時はまだアマゾンを利用しておらず、ボードゲームショップに注文したと思います。
そこから買ったのが、ごきぶりポーカー、コロッサルアリーナ、バトルライン、ニムトといったラインナップです。
ネットで評判がよかったものをとりあえず揃えていきました。
どれも面白く、いろいろな人にボードゲームの楽しさを教えて回りました。
しかし、しばらくすると、カタン熱も徐々に冷め、ボードゲームを購入することもほとんどなくなります。
なんだこのゲームは?
次に大きな衝撃をくらったのがルーンバウンドセカンドエディションです。
2005年発売なので、カタンから3年後の出来事です。
まずコンポーネントの量に驚かされました。
初プレイは確か5人で遊んだと思うのですが、5時間以上やっても終わりませんでした。用事があったので、そこで中断したのですが、こんなに長くかかるゲームがあるのかと驚きました。
経験値を集めたり、武器をそろえたりと、いわゆるRPGっぽい作りなので、ボードゲームをやったことがない人への導入もしやすかったです。
しかし、それなりの人数を集めて、それなりの時間を確保するというのは、なかなかハードルが高く、以降あまり遊べる機会はありませんでした。
結局、一緒に遊んだ中で自分以上にハマった人が拡張を買い始めたので、わたしのルーンバウンドはその人に安く譲りました。(まさかその後、高値になるとは思いもしませんでした)
そして、またボードゲーム熱が冷めます。
たまに遊んだりはするものの、そこまで頻繁に買うことはなくなります。
覚醒のとき
とある雑誌で面白そうなボードゲームを発見します。
カードの種類が豊富で、多様な展開があるとか。
これならば長く遊べそうです。
2009年のことなので、ルーンバウンドから4年後になります。
さっそくネットで予約できるサイトを探し、予約しました。
これがアグリコラとの出会いです。
ルールの解読に苦労しましたが、こちらも衝撃的な面白さでした。
なんといってもカードの数が膨大なため、同じような展開になりにくく、何度も何度もプレイしました。
さらにどんどん人を巻き込んでいき、一緒に遊んだ小学生がお金を出し合ってアグリコラを購入しました。
ピーク時は毎週のように週10時間はアグリコラばかりをしていました。
ここからボードゲームに対する熱が一気に上昇し、いくつものブログをチェックし、購入したボードゲームのリファレンスも作るようになりました。
情報発信へ
それから、ドミニオン、パンデミック、7WONDERSなど、メジャーなものをどんどん購入していきました。
クニツィア、フリーゼ、ローゼンベルクなど、ボードゲームデザイナーの名前も覚え、ブックマークするボードゲーム関連のサイトも増えていきました。
さらにTwitterの利用により、最新の情報をより早く得ることができるようになりました。
そして、今度は自分から情報を発信するようになります。
といっても、そんなに大げさなものではなく、遊んだゲームの感想や考えを述べていくだけですが。
それがこのブログの前身となる「ゴクラクシキ」です。(ラーメンとボードゲームについて取り扱ったサイトですが、今はこっちのブログがメインとなったので更新を停止しています)
それを経て、このブログ「ゴクラキズム」が2013年から始まりました。
これもボードゲーム専門というわけではありませんが、以前よりも詳しくボードゲームについて述べるようになりました。
ボードゲーム履歴を振り返ってみて
本格的なきっかけになったのはカタンです。
しかし、最近になって子供のころを思い返してみると、ドラゴンクエストカードゲーム(大闘技場、キングレオなど)も全種類買っていたと思います。もうこの辺からゲーム好きは始まっていたのかも知れませんね。
それにしても、まさか将来自分が海外からボードゲームを買うようになるとは思いもしませんでした(笑)
ボードゲームを始めた当時からは想像ができませんね。
何がきっかけで人生変わるか分からないものです。