キャントストップはダイスを振ってコマを進めていく2~4人用のゲームです。手番では4つのダイスを振り、それを2つずつに分け、コマを進めていきます。何度でも振ることができますが、ちょうどいい組み合わせが作れないとコマを進めることができません。
キャントストップ(Can’t Stop)について
各プレイヤーは11個ずつコマを受け取ります。
ゲームボード(版によっては布)には、2~12までの数字とマスが書かれています。2と12は3マス、6と8は11マス、7は13マスといった感じで、確率的に出やすいものほどマスが多くなっています。
手番では4つのダイスを振り、2つずつに分けます。
それぞれの合計が今回進む列になります。
たとえば、「2・3・4・5」とダイスが出た場合、「2&3、4&5」と分けると5の列と9の列のコマを進めることになります。
ただし、この段階ではまだ自分のコマは進めません。
3つある手番コマを進めていきます。
手番コマを進めたら、そこで確定するか、もう1度ダイスを振るかを決めます。
そこで確定した場合、手番コマのところに自分のコマを置き換えます。
ダイスを振る場合は、もう1度4つのダイスを振り、2つずつに分けます。
手番コマは3つしかないため、3列しか選ぶことができません。振ったダイスを組み合わせたときに、この3つに収まらない場合はバーストとなり、コマは一切進めずに手番終了となります。
「6・7・8」を進めていたのに、次に振ったダイスをどう組み合わせても、これらの数字にできない場合は失敗となります。
コマを端まで進めるとゴールです。
これを繰り返し、先に3つのコマを先にゴールさせたプレイヤーの勝利です。
堅実に進めるか、ギャンブルするか
手番では失敗しない限り何度でもダイスを振ることができるため、運が味方すれば一発逆転が可能です。狙った目がでるかどうかは運次第なので、どの程度までチャレンジするかに性格が表れます。
ゲームとしては知っていたのですが、今回初めてプレイしました。3人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで30分ほどでした。
他のプレイヤーへの干渉がないため、基本的に自分との戦いになります。
確率を信じて目がでやすいところを進めていくのか、ダイス運に賭けて確率が低いところを進めていくのか、どれを選ぶかが悩ましいです。
今回わたしは2と11という確率的には低いところをゴールさせ、最後は8を進めて勝つことができました。
みんながみんな1回振って終わり、となるとあまり盛り上がらないため、ここぞというときにはチャレンジすることがポイントです。ただ、そういうときに限って失敗するわけですが(笑)
BGAにもあり、無料で遊ぶことができるので、気になった方はぜひ遊んでみてください。
タイトル | Can’t Stop |
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発行年 | 1980年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
デザイナー | Sid Sackson |
BGGリンク | Can’t Stop | BGG |