ボードゲーム

[ボードゲーム] 210214 ハンザテウトニカ、ナイトフォール

ボードゲームのハンザテウトニカ
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今年になって日本語版のビッグボックスが発売されたハンザテウトニカを遊びました。日本語版はマップ上の地名もすべてカタカナ表記になっているため、どこに何があるのか分かりやすいです。

ハンザテウトニカ

ボードゲームのハンザテウトニカ

中世ドイツのハンザ時代の商人として、名声を高めていくゲームです。

これまでの拡張とセットになったビッグボックス日本語版が今年発売されました。もともとは2009年発売と、もう10年以上前のゲームです。

3人戦で、わたし以外は初プレイです。といっても、わたしも5年ほど前に遊んだっきりだっため、ほとんどルールは覚えていません。

基本マップの3人用の面を使用しました。

手番では5種類のアクションが行えるのですが、何アクションできるかは個人のレベルによって異なります。個人ボードの能力を解放していくことで、最初は2アクションですが、最大で5アクションまでできるようになります。

基本的にやることはボード上にコマを置く、相手のコマをどけるのどちらかです。そうして都市と都市のマスすべてに自分のコマを置くことができれば能力解放・得点化することができます。

こういったルート構築ゲームの場合、自分のコマを退かされることはデメリットでしかないのですが、ハンザテウトニカでは退かされたコマ+ストックから追加されるコマを隣のルートに置くことができるため、そちらの方が効率がいい場合があります。

そのため、退かされること前提で、わざと他の人が狙っているルートに置いておくなどの嫌がらせをすることができます。退かす場合にもコストが必要なため、お互いに意地の張り合いになると、いつまでたっても交易路が完成せず、コマがボードに置かれっぱなしという状況が発生します。

今回はまさにそれが起こり、2人のコマが序盤からずっとボードに置かれたままになりました。

相手のコマを退かせて、自分のルートを確立するすため、インタラクションは強いですが、退かされた方にもメリットがあるため、そこまでギスギスするようなことはないです。また、ほとんどの情報があらかじめ公開されているため、運要素もほぼありません。

テキスト効果などもないため、お互いの動向を窺いながら、じっくり盤面を見て考えるのが好きな人にオススメのゲームです。

ナイトフォール

カードゲームのナイトフォール

狼男や吸血鬼といった化け物が登場するデッキ構築ゲームです。

まず、ドラフトして今回使用するサプライを決めます。その際、自分だけが利用できるサプライを決めることができます。

カードの出し方が変わっており、左上に書かれた月の色が一致するようにカードを出していきます。色がつながる限り、手番で何枚でもカードを出すことができます。さらに手番プレイヤーがカードを出し終えたら、時計回りに他のプレイヤーもその色に続けてカードを出すことができます。

そのため、カードの効果だけでなく、色のつながりも考えてデッキを構築していかなければなりません。

場に出したミニオンで相手を攻撃し、ダメージを与えると、その分だけ相手のデッキに負傷カードが入ります。

負傷カードの山札がなくなったらゲーム終了で、獲得した負傷カードの枚数がもっとも少ないプレイヤーの勝利です。

さまざまなデッキ構築ゲームが出ていますが、その中でもかなり個性的なゲームです。日本ではそれほど知名度はありませんが、海外ではすでに拡張パックが何箱も出ています。

ドラフト+デッキ構築というめずらしい組み合わせなので、デッキ構築が好きな人はぜひ遊んでみて欲しいです。

hansa teutonica
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ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。