ケルトはカードをプレイしてコマを進めていく2~4人用のゲームです。カードは昇順、または降順で出していくことができます。コマの位置によってはマイナス点になってしまうため、よく考えてコマを進めていかなければなりません。
ケルトについて
ゲームボードの所定の位置にランダムにチップを置きます。コマが止まったところのチップにより、さらに進めることができたり、ゲーム終了時に得点がもらえたりします。
カードは5色、0~11までが2枚ずつです。
初期手札として8枚ずつカードを受け取ります。
手番では1枚カードをプレイしてから、1枚補充を行います。
カードの出し方は、色ごとに昇順か降順かで出していきます。1度どちらかに決めたら、あとはその方法で出し続けます。
その後、プレイしたカードに対応する列のコマを1マス進めます。
ゲーム終了時、コマの位置によって得点が入ります。得点は列ごとにマイナス4からスタートして最大10点です。下手にカードを出すとマイナスになってしまうため、どこを進めるかはよく考えなければなりません。
コマの中には得点が2倍になるものが1つあります。このコマは他のコマと同じように好きなタイミングで進めることができます。
手元にカードを出したくない場合は、共通の捨て山に捨てます。
その後、山札か共通の捨て山から1枚を補充して手番終了です。
これを繰り返し、ゴールエリア(6点以上の位置)のコマが5個になるか、山札がなくなるとゲーム終了です。
最終得点計算を行い、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。
ライナー・クニツィアの代表作の1つ
2008年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞したライナー・クニツィア作品です。
カードを出して、対応する列のコマを進めるというシンプルなルールですが、下手に進めるとマイナスになってしまうため、どこをどのように進めていくかが悩ましいです。
カードを昇順、または降順に出していくというのは同作者のロストシティを思わせます。指定した列の得点が2倍になったり、場合によってはマイナスになりうるという点も同じですね。
チップがランダムに配置されるため、遊ぶたびにどの列を進めていくのが効率がいいのかが変わります。ただ、どこがいいかが分かっても、カードを引けないことには進めることができないため、運要素はそこそこ多めです。
特殊な処理などもなく、どんな人でも遊びやすいゲームです。
家族で一緒に遊ぶのにもちょうどいいボリュームです。
タイトル | Keltis |
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発行年 | 2008年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
デザイナー | Reiner Knizia |
BGGリンク | Keltis | BGG |