ニューヨークスライスピザは「もっとホイップを」のリメイクです。「もっとホイップを」はケーキがモチーフでしたが、ニューヨークスライスピザはタイトルの通りピザがモチーフになっています。見た目がまんまピザなので、お腹が空いているときに遊ぶのは危険です。
ニューヨークスライスピザについて
すべてのピザのスライスを裏向きにしてシャッフルします。
それから11枚ずつの山をつくり、その各山にスペシャルを裏向きで乗せていきます。
山の1つをすべて表向きにし、ピザの円を作ります。そのピザをスライサーが人数分に切り分けていきます。均等に分ける必要はなく、好きな枚数ずつに分けます。
人数分に分けたら、好きなところに表にしたスペシャルを置きます。スペシャルにはボーナスや特殊効果などが書かれています。
ピザには数字が書かれており、さらにサラミやアンチョビなどが描かれています。
ピザを切り分けたら、スライサーの左隣の人から好きなピザを選んでいきます。選んだならば各ピースを残しておくか、その場で食べて裏向きにするかを選びます。
全員が選んだならばスライサーが左隣に回り、一巡するとゲーム終了です。
ピザに書かれた数字が得点になりますが、得られるのはもっとも多く、その数字のピースを持っている人です。各ピースは数字枚数分入っています。
食べてしまったピザは計算が異なり、単純にサラミの数だけが得点になります。
アンチョビが描かれたピザを残していると、1つにつきマイナス1点になります。(食べてしまったアンチョビはマイナスになりません)
それからさらにスペシャルの分の得点計算をし、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。
食べるか取っておくかの悩ましい2択
まずピザがとてもおいしそうです(笑)
箱もデリバリーピザそっくりになっており、スコアシートが伝票のようだったりと、コンポーネントの雰囲気は抜群です。
考えどころはやはり切り分けで、最後に残ったものを自分が受け取るいうところがミソです。
そのため、自分が欲しいのが上手く得られるように、考えて切り分ける必要があります。誰がどのピースを残しているかは公開情報なので「あの人はこれ欲しいだろうから、これも押しつけちゃえ」などと考えながら切り分けるのが面白いです。
スペシャルは単純に得点がもらえるものから、アンチョビがプラスになるもの、残していたピザを後から食べられるものなど、種類豊富です。このスペシャルをどのピースに乗せるかも悩ましいところです。
ルールは分かりやすく、見た目のインパクトも大なので普段ボードゲームをしない人の興味も引きそうです。