百科審議官は連想力や想像力、推理力が必要な3人専用ゲームです。3人それぞれがルールを考え、それに当てはまるものを付箋に書いて張っていきます。張られた付箋を見ながら、誰がどんなルールかを想像して、それぞれに共通するものを考えます。
百科審議官について
ゲーム開始時に各自が自分のルールを考えます。
ルールはどんなものでも自由で、たとえば「羽があるもの」「赤いもの」「名前に【ん】がつくもの」「映画のタイトルに含まれているもの」のような感じです。
コンポーネントとして、3色のロープが入っています。
それを使ってベン図を作ります。
その後、自分のルールに含まれるものを1つ付箋に書き、どのエリアに該当するか、他の人にそれが当てはまるかどうかを聞いていきます。
たとえば、
赤:名前に【ん】がつくもの
黄:公園にあるもの
緑:羽がある生き物
といった感じでルールを考えたとします。
そのとき、「ブランコ」だったら、赤と黄に共通するスペース、「テントウムシ」だったら全員に共通するスペースに配置します。
親が1つのエリアを選び、そこに当てはまるだろう言葉を全員が考えて付箋に書きます。
全員が準備できたら付箋を見せ、どこに当てはまるか確認します。
時計回りで親を交代していき、一定の枚数の付箋をエリア内に貼ることができたプレイヤーの勝利です。
これとこれに当てはまって、あれに当てはまらないものは?
昔流行った「あるなしクイズ」のようなゲームです。
いろいろな言葉をみんなで出しながら、お互いのルールを推理して、当てはまる言葉を考えていきます。
あくまでも目標は「ルールに当てはまる言葉を見つける」ことです。
たとえ他のプレイヤーのルールが分かったとしても、複数のルールに共通するものが思い浮かばなければ勝つことはできません。
もちろん誰がどんなルールを考えるかは分からないので、場合によっては「これってそもそも共通のものないのでは?」というときもありえます。
今回は、
- 名前に星座の名前が含まれるもの
- コンビニにあるもの
- ドミニオンに登場するもの
というルールだったのですが、「もうないのでは??」という段階まできたので、協議終了になりました。
ガチガチに勝敗を争うというよりかは、コミュニケーションよりのゲームです。お互いいろんな言葉を出しながら、わいわいいいながら想像するのが楽しいです。