ファブフィブは3~10人で遊ぶことができるカードゲームです。
いかに上手くウソをつくか、またはウソを見抜くかが重要なゲームで、シンプルなルールながらとても盛り上がるゲームです。
FABFIB(ファブフィブ)について
ファブフィブでは3枚の手札を使います。自分の手番になったならば、そこから好きな枚数のカードを交換します。3枚すべてを交換してもいいですし、まったく交換しなくても構いません。
交換が終わったならば、手札の3枚の数字を大きい順に言っていき、3ケタの数字にします。この際、実際のカードと違う数を言っても構いません。ウソをついてもオーケーです。
たとえば、自分の手札が2、5、5ならば「522」と数字を宣言します。この際に必ず大きい順に並べる必要があるので「252」と言ってはいけません。
次の手番のプレイヤーは、
- その宣言を信じてカードを受け入れる
- 宣言を信じずにカードを受け入れないで公開する
のどちらかを選びます。
カードを受け入れたならば同様に0~3枚のカードを交換し、先ほどの手順を繰り返します。ただし、宣言できるのは先ほどよりも大きい数です。そのため、もしいいカードがこなければウソをつく必要があります。
カードを公開した場合、宣言が正しければ自分が、宣言が誤っていればそのプレイヤーがカードに描かれているドクロの数だけのダメージを受けます。自分のライフ以上のダメージを受けてしまったならばゲームから脱落します。
これを繰り返し、最後まで生き残ったプレイヤーがゲームに勝利します。
FABFIBで行われているテクニック
もともとブラフ系が得意なメンバーが多いので、さまざまなテクニックが使われています。
- わざと間違う
これをやられるとかなり厄介です。宣言する際に、「えーと、867。いや。やっぱり877」などといかにもカードを持っていない風を装って、宣言を間違えます。すると次のプレイヤーは『カード持っていたら、そんな間違いしないよな』と思って、ダウトを指摘し、やられてしまいます。
もちろんただ間違えているだけのケースもあるので、人によって見極める必要がでてきます。
- 数字を小さく言う
たとえば手札が「652」のときに、わざと「650」などと宣言します。カードを受け取った次のプレイヤーはまったく交換せずに「651」と数字をアップさせます。すると、次のプレイヤーがとても混乱します(笑)さらに受け取って交換しないまま「652」などと宣言すると、その次のプレイヤーは『さすがにこれはウソだろ……』と思って引っかかってしまいます。
FABFIBの魅力
わたしが持っているファブフィブはタンサンファブリークによってリメイクされた日本語版です。このファブフィブはライフカウンターや説明書もすべてカードで作られています。そのため、別なケースに移し替えたときに「あれ?説明書どこいったっけ?」といった心配もありません。これもうれしいポイントですね。
ルールが簡単で、それほど時間がかからず、10人まで遊べるので、ちょっとした時間調整にもちょうどいいです。
ちなみにルールの1つとして、手札が3枚とも0の場合は「1,000」と宣言して、そのラウンドのゲームに勝利し、ライフが12まで回復するというものがあります。何回か遊んでいますが、まだこのシーンはお目にかかったことがありません。もし出ればかなり記憶に残りそうですね。