FILLIT(フィリット)は、2~4人用のアブストラクトゲームです。手番ではコマを進めて、ボード上を自分の色のチップで埋めていきます。これをお互いに繰り返して、チップを使い切ったプレイヤーの勝利です。
FILLIT(フィリット)について
各プレイヤーは自分の色のコマとストーン、カラーチップを受け取ります。カラーチップの枚数は遊ぶ人数や使用するマップによって異なります。ゲームボードは両面仕様になっており、片面はマスが少ないminiになっています。
説明書にしたがって初期配置を行います。
手番では、以下の2つのアクションを任意の順番で行います。
どちらも必ず行わなければなりません。
アクションを行ったら終了条件を満たすまで手番を交代します。
コマの移動
自分のコマを6方向のいずれかに進めます。途中で止まることはできず、ボードの端やストーンやコマがあるところまで直進します。そうして移動したら通過したマスすべてに自分のカラーチップを置いていきます。
すでに別のカラーチップが配置してある場合、それを持ち主に返し、代わりに自分のカラーチップを配置します。
ストーンの移動
自分の色のストーン1つを隣接する1マスに移動させます。
移動先に、チップ、ストーン、コマがあった場合はそれと入れ替えます。入れ替えるものは、自分のもの、相手のものを問いません。
ゲームの終了と勝利条件
誰かがすべてのチップを使い切ったらゲーム終了です。
すべてのチップを置ききったプレイヤーの勝利です。
色を塗り合うアブストラクト
分かりやすいルールで、チップの残り枚数もはっきりしているので、どちらが優勢かも一目瞭然です。
けれどもやり始めると、なかなか悩ましいです。
ストーンの存在がポイントで、相手を妨害するのにも使えますし、自分のルートを確保するのにも使えるため、どのように移動させていくかが考えどころです。
お互いの色を塗ったり、塗られたりするので、テーマ的にはスプラトゥーンっぽいですね。
ゲームとしては、手番に2アクションのアブストラクトということで、ツァールが思い浮かびました。
今回は2人で通常マップとminiマップを遊んでみたのですが、最初はマス数が少ないminiでやった方がよさそうです。
4人で遊ぶ場合は、2対2のチーム戦になるので、またプレイ感が変わりそうですね。