この日は久しぶりのメンバーをまじえ、カヴェルナを。
6人のうち、2人が初回です。(ただし、アグリコラ経験はアリ)
また、他のメンバーもしばらく前にやったきりなので、ルールを確認しつつ遊びました。
6人戦の特徴
ちなみにわたし自身は、1人、3人、4人、5人でのプレイ経験があります。
ただ、同じやり方になりがちなので、そこまで部屋タイルは把握できていません。
6人戦において重要となるアクションがいくつかあります。
そのひとつが「週末市」です。
共通ストックから4金を受け取り、そのままそれを資源や家畜などに変えることができます。
その際に、すでに手持ちにお金がある場合は、それを加えて使っても構いません。
これにより1ラウンド目から、牛を得ることも可能です。
その他に「成長」も強力なアクションです。
1アクションで「木材1、石材1、鉱石1、食料1、2金」が手に入ります。または、それらの資材を取る代わりに「子孫」(いわゆる家族を増やす)をすることもできます。
また、6人戦では「模倣」のアクションが2つあります。
これはすでに他の人が行ったアクション(スタートプレーヤー以外)をコストを支払って行うことができます。
6人戦でのコストは、食料1と食料2です。
今回のゲームの展開
今まで何回かやってみたのですが「ビアルーム」「追加リビング」「掃除部屋」という3つをよく使っていました。
そのため、今回はできるだけ違ったものを選ぶことにしました。
方針として、とりあえず家族を増やすことを考えていたため、「家具製作所」を序盤に建て、それでリビングのコスト削減することにします。
問題なのは、やはり食料です。
プレイ人数が多いこともあり、何らかの特別な手段がないと常に食料がキツくなります。
とくに今回は、同ラウンドに3人が家族を増やしたため、ただでさえ少ない食料がますます取りにくい状況となりました。
さらにランダムで決まる収穫も、連続で収穫というタイミングの悪さです。
どうにかして食料を何とかしないと思い、結局選んだのは「ビアルーム」でした。
「小麦2⇒食料4 または 3金」というのは、使いやすいんですよね。
しかも、今回は週末市もあるため、お金の使い道も豊富です。
他には「資材商」を建てました。
これは「いつでも2金を木材1+石材1+鉱石2」に変えることができる部屋です。
そして、それを利用して食料をまかなうため、「仕事場」を。
これにより1人の食料が「木材1または石材1または鉱石2」で支払うことができます。
そうして、何とか食料は確保でき、なおかつ盤面もすべて埋めることができました。
結果としては、
78対71対68対63対46対45
で3位でした。
プレイ後に思ったこと
終わってから失敗したと思ったのが、ルビーの使い方です。
これを最終ラウンドでうまく活用できていれば、間違いなくもっと点数がとれていました。
というのも、各プレイヤーが家族を増やしていき、探索を利用すると、終盤では探索に行けなくなってしまいます。
すべての探索アクションはもちろん、模倣も2つとも使われた段階で、自分は戦力12と13のドワーフが余っていました。
どれか1つくらいは残っているだろうという目算だったのですが、この考えが失敗でした。
しかも、手元にルビーがあったので、行こうと思えば先に行けたのが痛いです。
多人数でのプレイだと、終盤、探索に行けなくなる可能性は高いです。
思い返してみると、確か前もそうでした。
もちろん探索に一切行かないプレイヤーが何人かいれば話は別ですが、なかなかそういう展開にはなりにくいのではないでしょうか。
それにしてもカヴェルナはプレイ人数を問わず面白いですね。
6人でも十分に楽しめます。
ただし、終了までには、4時間ほどかかりました。
箱には「人数×30分」という目安時間が表記してありますが、これはよほど慣れてないと無理だと思います。
探索とルビーで、選択肢が膨大に増えるため、各自の考える時間もアグリコラよりもかかります。
もっと複数人で回数をこなしたいところですが、時間的になかなか難しいですね。