ニャーは2~6人用のトリックテイキングゲームです。ラウンド開始時に各トリックで獲得できるチップが並べられます。チップにはプラスとマイナスがあるため、得点が取れるものは獲得し、失点するものは相手に押しつけなければなりません。
ニャー(MEOW)について
カードは3スート、1~18の全54枚です。切り札は緑固定です。
チップにはプラス点が書かれたもの、マイナス点が書かれたもの、マイナス点のチップを返せるもの、1枚だと0点だけれども2枚だとマイナス20点になるものがあります。
チップをランダムで9枚選び、表向きにして並べます。
ゲームは全3ラウンドのため、27枚すべてのチップが登場します。
手札は9枚で切り札は緑固定、マストフォローのトリックテイキングです。トリックに勝ったらチップを獲得して、次のリードを行います。これを手札がなくなるまで繰り返すとラウンド終了です。
スタートプレイヤーを時計回りに交代して、3ラウンド行うとゲーム終了です。
獲得したチップの得点を合計、もっとも得点が多いプレイヤーの勝利です。
シンプルなトリックテイキングゲーム
とてもオーソドックスなトリックテイキングです。ちなみに作者はライナー・クニツィアです。プラスになるトリックは獲得して、マイナスになるトリックは負けるようにプレイしていきます。
今回は3人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで30分弱でした。
この日はほとんどマイナスを取ることなく、プラスを取り続け、27対4対-13と快勝しました。2枚取るとマイナス20点がかなり大きいため、そこをいかに避けるかがポイントですね。
ルールに目新しい部分はないのですが、カードの形が特徴的です。角が丸い俵型になっていて、左上と右下に数字が書かれています。これがなかなか見づらいです。手で持つとちょうど重なるような位置に数字がくるため、「どうしてこんなデザインに……?」と感じました。
また、入れ物も箱ではなく、ポーチになっています。これも口が小さいため、カードがちょっと入れづらいです。
トリックごとに取る・取らないの選択があるため、トリックテイキングの入門としてもちょうどよさそうです。
基本ルールではあまったカードは使用しないのですが、上級ルールではプレイ人数に応じてカードを抜くため、カウンティングができるようになります。ただ、雰囲気的にもそこまでガチガチにやる感じではない気がしますね。
タイトル | MEOW |
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発行年 | 2020年 |
プレイ人数 | 2~6人 |
プレイ時間 | 20分 |
デザイナー | Reiner Knizia |