今年のモットーである「新しいことにチャレンジ」の一環で、ボードゲーム会に参加してきました。
以前から会の存在は知っていたものの、参加するのは初めてです。
名取盤友会について
名取盤友会はkonnokさんが主催されている、オープン会です。
誰でも参加できて、途中の入退出も自由です。
(参照:名取盤友会ホームページ)
今回の会場は、富沢市民センターでした。
時間は13:00~20:00までで、参加費は男性が300円、女性200円です。
13時ちょっと過ぎくらいに行ったのですが、すでにもうゲームを遊ばれていました。
会のスタイルとしては、遊びたい人がゲームの卓を立てて、それに自由に参加するという感じです。
そのため割とスムーズに次のゲームが決まっているようでした。
花火
ゲームに参加していないメンバーが4人になったところで花火 デラックスを遊びました。
花火の牌バージョンですね。
わたしは正方形のカードの花火は持っていますが、牌で遊ぶのは初めてです。
花火自体も何年ぶりかなので、しっかり説明を受けました。
花火は協力ゲームで、勝ち負けを争うのではなく、全員で力を合わせて高得点を目指します。
このゲームの特徴は、自分の牌を見ることができないということです。
その代わり、他のプレイヤーの牌はすべて見ることができます。
プレイヤーがすることは、
・他のひとりにヒントを出す
・花火を打ち上げる
・牌を捨てる
のいずれかです。
花火の打ち上げを3回失敗してしまうと、0点になってしまいます。
ヒントを出す回数にも制限があり、できるだけ少ない情報で、どの牌を打ち上げるべきかを選ばなくてはなりません
牌は5色の1~5まであり、必ず順番に打ち上げる必要があります。
今回は2がなかなかこなく、序盤困りました。
さらにわたしの牌がヒントを出しづらい組み合わせだったようで、途中からほぼノーヒントでプレイしていました。
結果は17点で評価はgoodというところでした。
やはりカードよりも牌の方がプレイしやすいですね。
メトロポリス
土地の権利を獲得して、街を形成していくゲームです。
アクワイヤやチャイナタウン、ビッグシティのようなゲームですね。
カードには数字が書かれており、そこに該当する場所が自分の所有となります。
さらに条件を満たせば、建物を建てることができます。
この建物が主な得点源です。
それぞれの区画に何が建てられているかにより得点が変わってくるため、他の人との協力も考えなくてはなりません。
さらにこのメガロポリスでは交渉も可能です。
しかし、お金や得点などといったトークンがないので、交渉する場合はメモを取らなくてはなりません。
たとえば、
「ここの権利をあげるので3点ください」
「6点あげるので、ここに病院を建てませんか?」
などといった感じです。
ゲーム自体はシンプルで、割と交渉の要素が強いように思えました。
そのため、交渉系が苦手な人だと大変かもしれません。
タイルじゃなくて立体コマなので、見た目も楽しいですね。
アベカエサル
タイトルと、どんな内容なのかは知っていましたが、初プレイでした。
カードを使ったレースゲームです。
基本的な流れは、
・カードを出す
・その数だけ進める
といったシンプルなものです。
ただし、コースにはマスがあるので、妨害されると先に進むことができなくなります。
さらにコースはいくつかに分かれており、遠回りばかりしているとカードを使い切ってもゴールできません。
今回は6人でのプレイで、難易度が高いコースが選択されました。
序盤に出遅れてしまい、そのまま取り戻せることなく4位でした。
ちなみに2人がゴールできなかったので、実質ビリですね(笑)
やり始めると非常にコース取りが重要なゲームだと分かります。
妨害してなんぼのゲームなので、そこで好みが分かれるかもしれません。
パトリッツィア
カードを使ったエリアマジョリティです。
カードには色と、置けるトークンの数、または人物の顔が描かれています。
カードをプレイすると、該当する色のエリアにトークンを置きます。
また、補充されるカードは、そのエリアに置かれているカードです。新たに置かれるカードは山札から補充されます。
これを繰り返していき、そのエリアにもう置けなくなるとエリアの決算となります。
それぞれのエリアには2カ所置くところがあるのですが、それぞれでもっともトークンを置いている人が得点を得ます。
さらに人物は3種類あるのですが、同じ人物を3つ集めると、それも得点になります。
カードには特殊効果がついているものもあり、エリアのトークンを入れ替えたり、好きな場所からカードを補充することができる効果などがあります。
説明込みで1時間ほどと、シンプルでいいゲームだと思います。
SURVIVE
放課後さいころ倶楽部の4巻に登場したゲームです。(そちらではアイランドという名前になっています)
マンガを読んだときに遊んでみたいなと思っていたので、今回は良い機会でした。
滅びゆく島から人々を脱出させるゲームです。
コマの裏には得点が書かれており、脱出させると、それが自分の得点となります。
ちなみにゲーム中は、一切確認することができません。
そのため、どれがどのコマだったか記憶しておく必要があります。
ゲームの流れは、
1.(使うものがあれば)タイルの効果を使う
2.コマの移動
3.タイルをめくる
4.怪物ダイスを振る
といった感じです。
今回は拡張要素であるイカが登場しました。
ゲーム中には、いくつかの怪物がいます。
・海獣 … 同じマスにいる人、ボートすべてを破壊
・サメ … 同じマスにいる泳いでいる人をすべて破壊
・クジラ … 同じマスにいるボートを破壊
・イカ … 隣接する陸地、またはボートにいる人を1つ破壊
ボートを利用したり、泳いだりしながら、島からの脱出を図ります。
ある程度の協力要素(同じボートに乗るなど)はあるものの、基本的には殴り合いのゲームです。
いかにして相手のコマを脱落させていくかというのがメインとなります。
今回は全員が初対面ということもあり、そこまで露骨に誰かを狙うということはありませんでしたが、やりようによっては簡単にひとりを全滅させることができるでしょう。
コンポーネントもきれいで、脱出するスリルとワクワク感が味わえます。
プレイ人数としては、4人がベストでしょうか。
ワイワイ言いながら楽しむタイプのゲームだと思います。
キング・オブ・ニューヨーク
怪獣同士が戦い、得点を競うゲームです。
キング・オブ・トーキョーは1度プレイしたことがありますが、こちらは初めてです。
ちなみに作者は有名TCG「マジック・ザ・ギャザリング」のリチャード・ガーフィールドです。
ダイスを振って、その目に対応したアクションを行います。
エネルギーを補充してアイテムを購入したり、相手を攻撃したり、回復したりといった感じですね。
キング・オブ・トーキョーよりも、かなり要素が増えています。
複雑になっている分、展開が多様化しています。
キャメルアップ
ラクダのレースで、どれが勝つか、またはどれが負けるかに賭けるギャンブルゲームです。
6人でのプレイだったため、ランダム要素は強めでした。
展開も早いですね。
今回は、そこまで劇的な逆転がある訳でもなく、序盤リードしていた黄色がそのままゴールしました。
クイズいいセン行きまSHOW!
ホワイトボードを使ったゲームです。
クイズという名前になっていますが、実際のところは場の空気を読むゲームです。
お題カードがあり、それに対する答えを各自が書くのですが、狙うのはちょうど真ん中になるような答えです。
そのため別に正解かどうかは関係ありません。
今回は10人(途中から11人)でのプレイだったため、ちょうど5番目になるような答えを書く必要があります。
また、最も大きい数字か最も小さい数字を書いてしまうと減点になります。
お題は、
「世界にいる産業スパイの数は?」
「遠距離恋愛って、何時間くらい離れた場所から?」
といったものがあります。
ルールも簡単なので、パーティーゲームとして盛り上がりますね。
名取盤友会に参加しての感想
こういったオープンゲーム会に参加するのはあまりない機会なので、とても良い経験になりました。
会を主催されているkonnokさんには感謝です。
会のスタイルというのは、それぞれあるでしょうが、名取盤友会はとにかくゲームを回すことがメインです。
やりたいゲームがあったら率先してそれをアピールすることで、そのゲームを遊ぶことができます。
また遊ばれたゲームはすべて記録され、なおかつ順位や得点なども全部記録しています。
(その一覧がサイトにも掲載されています)
何度か参加していけば常連の人のことは覚えられるのでしょうが、初回だとちょっと難しいですね。
自己紹介する機会などもないので、相手の名前を覚えることが難しいです。
今回、最初から最後まで参加しましたが、顔と名前が記憶できたのは2人くらいでしょうか。(ちなみに参加者は14人でした。)
こういうのは他の会ではどうなってるのでしょうね。
もし自分が今後オープン会を開く場合は、この辺りのことをちょっと考えたいと思います。