深夜バスで東京に行くことは決まったものの、行ってから何をするかは決めていませんでした。そこでオススメのボードゲームカフェやバーなどの情報を募ると、DMで「うちで遊びませんか?」という誘いをいただき、お言葉に甘えることにしました。
フォロワーさんのお宅へ
そのフォロワーさんとはTwitter上では何年もやり取りをしていますが、お会いするのは初めてです。Twitterで知り合った人のお宅にお邪魔するという体験は夢想していたものの、実現するとは思いませんでした。
手土産として仙台銘菓の萩の月を持参しました(笑)
そちらではボードゲームを遊ぶ際は、だいたいお酒を飲みながら遊ぶとのこと。郷に入っては郷に従えで、わたしもビールをご馳走になりました。普段はボードゲームを遊ぶ際は車移動なので、お酒を飲みながら遊ぶというのはとても新鮮な経験です。
ライフ・イズ・ライフ(Life is Life)
まずは3人で軽めのことをということで、カードゲームのライフ・イズ・ライフを。初プレイというか、このとき初めて知ったゲームです。
手札と場のカードを交換しながら、役を作っていくゲームです。手札は10枚で、場には1行目には1枚、二行目には2枚、三行目には3枚、四行目には4枚並んでいます。
交換する際はいずれかの行を選び、すべてのカードを手札に入れ、同じ枚数だけ場に戻します。そのため、以降の人は、人が交換して出したカードを取得することができます。もう十分だと思ったらノックをし、ノックをしたプレイヤー以外が一巡してラウンド終了です。
手札をすべて公開し、その種類のカードをもっとも多く持っていると、カードに書かれた数字分の点数を得ます。同数の場合はバッティングとなり、どちらにも得点が入りません。
得点を合計し、もっとも得点が少なかった人はライフを2つ、次に少なかった人はライフを1つ失います。ライフは5つあり、誰かがすべてのライフを失うまで繰り返します。
また、特殊な役もあり、それがそろった場合はただちに宣言して、通常の得点計算はなしで、他のプレイヤーは全員ライフを1失います。
ルールも簡単で、捨札からの読み合いもあり、なかなか面白いゲームです。ノックしたプレイヤーは手番が1回少なくなるため、ちょっと不利かなとも思いましたが、それでも勝てるときは勝てていました。
ハンザ・テウトニカ
さらに2人いらっしゃったので、5人でのプレイとなりました。
ハンザ・テウトニカは以前に1度遊んだことがあるのですが、ブリタニアマップは初めてです。通常のマップと違い、特殊なエリアがあり、条件を満たしたプレイヤーだけがコマを置けるようになっています。
全体マップと個人ボードがあり、ネットワークを完成すると、支店にコマを置けたり、個人ボードの能力を解放できたりします。
運要素はなく、かなり実力差がでるゲームです。また、ケイラス同様ちょくちょく得点が入るので、加点するのを忘れがちです。
敵のコマを排除する要素があるのですが、排除された方は他の場所にそのコマを移動しつつ、もう1つのコマを置くことができるので、「むしろ排除してくれ」となるのが面白いところです。ただコマを除外するだけだと直接攻撃が苦手な人は嫌がるかもしれませんが、こういうメリットがあるので、あまりギスギスしません。
要素が多く、それぞれ戦略が分かれるため、繰り返し遊ぶのにも向いているゲームです。
ブルームサービス(ミニ拡張入り)
ブルームサービスは一度遊んだことがあるのですが、ミニ拡張は初めてです。拡張では、さらにカードが加わり、弱気のときにそのアクションを実行する際、代わりにカードを取得することができます。またカードの効果を発動させるのにも再び弱気のアクションを実行する必要があります。
取得してから効果を得るまで2アクションかかるので、そこまで強くない印象でした。ターン順によって何もできないことがあるので、それの救護策といった意味合いが強いのかもしれません。
読み合い、バッティングを楽しむゲームです。イベントのめくり運などもあるので、そこまでガチガチなゲームにはなりません。「うわ、かぶった」「よし、自分だけいけた!」というので盛り上がるゲームです。
ひとしきり遊んで
11時から17時までたっぷり遊ぶことができました。とても楽しい時間を過ごすことができ、東京まで来た甲斐が十分にありました。ネット上でつながりはあったものの、とても初対面とは思えないほど打ち解けることができ楽しく遊ぶことができました。
それから普段の行動から、なぜか自分が大柄のお坊さんだと思われていたのにもウケました。ラーメンばかり食べているので、もっと大きい人が来ると想像されていたようです。実物を見て「思ったより普通」という感想でした(笑)
ぜひまた機会があれば遊んでいただきたいですね。
この日は本当にありがとうございました。
そしてここから一旦ホテルに戻り、今度はボードゲームカフェに向かうのでした。