第2回石巻ボードゲーム会の後、希望者で食事に行きました。その後、まだ遊び足りないメンバーが自宅にやってきて、さらに追加で遊ぶことになりました。
横濱紳商伝
6人で遊ぶよりは3:3に分けた方がよさそうだということで、こちらは横濱紳商伝をもう1卓はスプリングメドウで遊びました。
横濱紳商伝は、この日の朝に届いたばかりで、まさかやるとは思っておらず、未開封の状態でした。そのため、まずは開封して、コンポーネントを整理し、カードをスリーブに入れました。
もともとは国産の同人ゲームとして登場し、その後、海外でYOKOHAMAというタイトルで発売され、今年それが逆輸入される形で日本語版が発売されました。
タイルを組み合わせてゲームボードを作り、そこを移動して交易品を集めたり、店舗を建てたり、技術を獲得したりしていきます。
まず部下コマを配置し、そこを社長コマが移動するというシステムのため、考えるべき要素は多いです。部下コマが集まれば集まるほどアクションの効果が強力になるため、どこまでためるかもポイントになってきます。
終了条件が5つもあるため、ゲーム中はどの条件で終わりそうかに注意を払わなくてはなりません。
今回は順調に店舗を建てていったプレイヤーが8個すべてを建てきり、70分ほどでゲームが終了しました。もう少しかかると予想していたわたしは基盤が整ったくらいで終わってしまい、得点も奮いませんでした。
タイルの組み合わせによってマップも変わり、タイル自体の価値もカードによって毎回変わるため、リプレイ性は高いです。
いろいろなやり方を試したくなるゲームですね。
チケット・トゥ・ライド:メルクリン
さまざまなマップが発売されている人気ゲームです。
マップ上のマスの色に対応するカードをプレイしていき、線路をつなげていくのが基本ですが、マップごとに違った追加ルールがあるのが特徴です。
メルクリンでは、各都市に点数チップが置かれます。チップは何枚か重ねられており、下に行くほど数字が小さくなっていきます。つまり早い者勝ちで高い方から取っていくと言う訳ですね。
この点数チップを取る方法が乗客コマです。
列車コマを都市と都市につなげたとき、どちらかの都市に乗客コマを置くことができます。乗客コマは1人3個持っており、1度使うとゲームから取り除かれます。
乗客コマは手番のアクションとして移動させることができます。
このとき自分の路線上を一筆書きになるように移動させ、通過した都市のチップをすべて獲得します。自分の路線を通るのが基本ですが、人の路線を通ることができる乗客カードも用意されています。
また、メルクリンでは目的地カードが長距離と短距離の山に分けられています。
リスクを冒して得点が高い長距離を狙うか、着実に得点を増やす短距離を狙うかが選べるようになったため、ある程度引き運が軽減されています。
いくつかの追加要素はありますが、基本はチケライなので、どれかを遊んだことがあるならば難しくはありません。
今回わたしはなるべく失点しないように短距離で稼いでいたのですが、積極的に長距離を獲得し、なおかつすべてを達成していたプレイヤーが大差で勝利していました。
さすが定番作品といった感じで、安定した面白さがありますね。