最近各地で遊ばれていることが多いブラスと来年が新版がでるビッグシティを遊びました。ひとしきり頭を使った後は、ハムスターロールとボンバレオといったバランスゲームで盛り上がりました。
ブラス:ランカシャー
カードをプレイして、建物を建てたり、線路を敷いたりしていくゲームです。
手札は8枚で、手番ではそのうちの2枚をプレイします。カードには地名か建物が描かれています。また、絵柄を問わずただカードを消費すればいいアクションもあります。
多くのゲームと異なり、このゲームでは積極的に借金をしていくことが重要です。最初はなかなか収入がないため、タイミングを見極め、どんどん借金をしてプレイしていく必要があります。
時代がⅠとⅡに分かれており、Ⅰでは運河を、Ⅱでは鉄道を敷いていきます。時代Ⅰが終わると運河や時代Ⅰの建物はすべてなくなってしまいます。
ゲームが進んでいくと、マップ上にどんどん線路が増えていき、選択肢が狭まってくるので先を見こしたプレイングが要求されます。
もともとのブラスの新版といった感じなので、ブラス:バーミンガムに比べると分かりやすいです。
4人戦でルール説明に40分ほど、プレイには2時間半ほどかかりました。
ビッグシティ
新版が出るということなので、久しぶりに現行版を遊びました。
数字が書かれたカードをプレイすることで、その区画に建物を建てることができます。複数区画にまたがる建物もあるので、その場合は数字を揃えて同時出しする必要があります。
ビッグシティでは、アクションとして任意枚数の手札交換ができるため、「欲しいものが全然こなくて何もできない」といったことが起こりづらくなっています。
建物が立体的になっており、種類ごとに形が違うため、ゲームが進むとジオラマのような街ができあがっていきます。
建物の配置条件がいろいろあったり、建てたときの得点計算がちょっと面倒だったりしますが、シンプルなルールのお手軽な街作りゲームです。
ブラック・ウィーン
1987年に発売された推理ゲームです。
27個の文字のうち、ゲームから取り除かれた文字が何かを推理します。自分の手札の情報と相手への質問を手がかりに、誰も持っていないカードは何なのかを考えていきます。
2016年に発売された4人の容疑者もそうですが、こういった推理ゲームは、メモの取り方がポイントです。どこまでの情報を書いて、どこからを省くかが大切になってきます。人によって書き方が全然違うので、ゲームが終わった後に見比べてみるのも面白いです。
今回は4人で遊んだのですが、1人だけが見事正解しました。
わたしは答えを見て、あまりにも自分の回答が違っていたので驚いたのですが、帰りの運転中に自分の考え方が致命的に間違っていたことに気づきました。
というのも、「Aさんが持ってない。Bさんも持ってない。ということはCさんが持ってるのか」と考えていたため、答えを出せなくなっていたのです。この情報だけだと「Cさんが持っている or 答え」のどちらかになっているので、自ら答えを除外していたことになります。
どうやってメモすればいいのか、なかなか難しいですね。
ハムスターロール
箱は見たことがあったのですが、初プレイです。
ハムスターが走るような大きなタイヤ型の木の内側に、いくつかコマが置けるようなスペースがあります。そこに順番に手元の木を置いていき、全部置き切った人の勝ちです。
置くところは車輪状になっているため、ものが置かれると重さでどんどん転がっていきます。そのときに、乗っているものが落ちてしまうと、その人の手元に戻ってきます。
いかに安定して置くか、または他の人が置きづらいように置くかがポイントです。
一目瞭然のルールで、やっぱり盛り上がります。
その後に、同じようなバランスゲームのバンボレオも遊び、こちらも盛り上がりました。
たまにはこういったゲームも新鮮でいいですね。