この日は新しく購入したトレインズ:ライジングサンを遊んでから、今のメンバーでボードゲームを遊び始めた当時に紹介したゲームを改めて遊んでみました。
トレインズ:ライジングサン
初回は2人用マップだけだったので、初めての3・4人用マップです。
3人戦で名古屋マップを使用しました。わたし以外は初プレイでしたが、ドミニオンなどのデッキ構築を遊んだことがあるので、ルール説明はそれほど時間がかかりませんでした。ドミニオンとの主な違いと、それぞれのカード効果について説明します。
名古屋マップは8点になる都市が3つあるので、全員がそこからのスタートになりました。
わたしだけが少し離れ、残り2人が混戦の展開になります。
さすがデッキ構築の経験があるため、サクサクとゲームが進みます。場合によってはパスもあるため、次の手番までそれほど待つことはありません。
思ったよりも早い展開で、わたしが都市に駅を置く前にゲームが終わってしまいました。
その分差がつき、21対13対12と1位が独走でした。
もともとデッキ構築が好きというメンバーだったので、案の上、好評でした。これからもちょくちょく活躍しそうです。
ラブレター 恋文
テーマを和風にしたラブレターです。
いくつかオリジナルのカードがありますが、基本はまんまラブレターなので、すぐに遊ぶことができます。カード名が独自の名前になっているため、最初はリファレンス必須です。
2回ほどプレイして「うん、ラブレターだ」となって終了しました。
5本のきゅうり
このメンバーで遊び始めたのは2016年4月からなのですが、久しぶりに当時遊んだゲームをもう1回遊んでみたいというリクエストがありました。
そこで、まずは5本のきゅうりを遊んでみました。
1~15までの数字があるカードゲームで、手札は7枚です。
カードの出し方は、すでに出されたカードの最大値以上か、手札の中でもっと数字が小さいカードのどちらかです。
これを繰り返していくのですが、勝敗に関係するのは最後のカードだけです。途中の6勝負はまったく得点には関係ありません。
これだけ聞くと「前の6戦、意味あるの?」と感じるかもしれませんが、そこまでにどのカードを使っていくかが考えどころになります。この辺の面白さがちょっと分かりづらく、当時はそこまで理解できていなかったということです。
今やトリックテイキングを初めとしたカードゲームを何十種類も経験してきたので、もしかすると感じ方が違うかもしれません。
というわけで始めてみると、「ああ、こういうことだったのか」という声があがりました。
「手札の中のもっとも小さいカードを出すことができる」というのがポイントで、これをはさむことで「あの人、もう大きい数字持ってないのか」と惑わすことができます。その辺の意図がわかってくると、ゲームに対する感じ方が変わってきます。
しっかり面白さも伝わったようで、2戦ほど連続して遊びました。
ゲシェンク
こちらも当時、紹介したゲームです。
ルールとしては簡単な部類だと思うのですが、1人は「これは全然分からなかった」というので、改めて遊んでみました。
カードの数字はすべてマイナス点です。そのため、できるだけカードを取りたくないのですが、パスするのにはチップが必要です。チップを払ってパスを繰り返していき、パスができなくなったらカードと一緒にそれまでのチップを受け取ります。チップが欲しいと思ったら、パスができる状態でもカードを受け取って構いません。チップは1枚1点になります。
カードを連番で獲得すると、もっとも小さい数字だけがマイナス点になります。
たとえば、31、32、33のカードを受け取ると、32と33が無視され、31点だけがマイナス点です。
そのため、連番になるようにカードを取りたいところですが、みんながいらないカードだと、たくさんチップをもらえる可能性があるため、しばらくパスをしてチップを稼ぎます。しかし、そうこうしているうちに、そのままカードごと受け取られる可能性があるため、どこまでパスを続けるかがポイントです。
また、ゲーム開始時にランダムで何枚かカードが抜かれているため、自分が欲しいカードが来るとは限らないのも面白いところです。
こちらも今回はしっかり面白さがわかったようで、3人プレイでも、とても盛り上がりました。
やはりある程度、経験を踏まえると、ゲームに対する感じ方も変わってきますね。
最近はどうしても「新しいゲーム、新しいゲーム」となりがちですが、何年か前に遊んでたゲームを再び遊んでみるのもいいかもしれません。