宮城県大崎市で行われた第13回大崎ボードゲーム会に参加してきました。会場はいつもと同じ大崎市図書館です。原則マスク着用でのボードゲームのオープン会です。
第13回大崎ボードゲーム会について
2021年03月14日(日)13:00~20:30に大崎市図書館(来楽里ホール) 研修室で行われました。TwiPlaで事前の参加確認がありましたが、予約なしでの参加も可能です。
感染予防のため、18歳以上で宮城県在住の人に入場が制限されました。また、もしものときのためにフォームからの連絡先の入力が必要になります。
参加費は部屋代をそのときの参加人数で割った金額で、この日は400円でした。
大崎ボードゲーム会で遊んだゲーム
ラマ

人が集まるまでにラマをしていました。
ライナー・クニツィアのカードゲームで、1~6とラマのカードを使います。やることは場に出ている数字と同じか1つ上の数字を出す、山札から1枚引く、ゲームから降りるのどれかです。
誰かが手札を出し切るとゲーム終了で、手札にあるカードの数字がそのままマイナス点になってしまいます。ただし、同じ数字は1回しかカウントせず、ラマは10点扱いになります。
シンプルなルールで盛り上がるので、最近の定番ゲームの1つとなっています。
サンタモニカ

日本語版が発売されたばかりのゲームです。
ビーチカードとストリートカードを並べていくことで、自分のリゾートを完成させていきます。カードにコストなどはないため、好きなカードを選ぶことができます。ただし、配置場所によって得点が変わってくるので、何でもいいというわけではありません。
カードによっては地元民や観光客のコマが乗っており、それを移動させることでも得点がアップします。
さまざまな得点条件があるため、どこに何を置くかが悩ましいゲームです。基本的には14枚カードを取ると終わりなので、テンポよく遊べます。
ゲームごとに特殊アクションや得点条件が変わるため、毎回どんなビーチを目指せばいいかも変わってきます。
のんびりしたカードのイラストの雰囲気がよく、地元民コマにはサングラス、観光客コマにはカメラがプリントされているのも凝っています。
ワイルドスペース

さまざまな動物のクルーと惑星探検をするカードゲームです。
10種類あるアクションエリアを上手く使い、さまざまな効果をもつカードをプレイしていきます。プレイすることで、さらにカードをプレイできる効果もあるため、コンボのように連鎖してカードを出すことが可能です。
お金や資源などがなく、カードを捨てることだけがコストなので、とても分かりやすいです。プレイしたカードのアイコンのセットコレクションでゲーム終了時に得点が加算されます。
テキスト効果などもなく、効果は初見でも分かるようなアイコンばかりです。10手番でゲームが終わるようになっているため、変に間延びするようなこともありません。
宝石の煌きやガニメデといったエンジンビルド系のゲームが好きな人にオススメです。
パイプライン

パイプを上手く組み合わせて石油精製ラインを構築していくゲームです。
精製するためにはパイプを伸ばさなければならず、パイプを買うにはお金が必要で、お金を集めるためには借金をしなければならず、パイプがつながったら原油が必要で、といった感じで、さまざまなものが必要になるのですが、アクション回数は多くありません。
そのため、よく考えて行動していかないと、すぐに手詰まりになってしまいます。
決して万人向けではないですが、カツカツのリソース管理が好きな人にはたまらない内容になっています。
製油を売却することで一時的にお金が増えるのですが、またすぐに投資に消えていくため、キツい展開のゲームが好きな人にオススメです。
ミニゴルフデザイナー

タイルを配置して全9ホールのコースを作っていくゲームです。
コースは必ずティーからグリーンになるようにつながていきます。また、コースはパー3~5に収まることが基本です。足りなくてもオーバーしても減点です。
タイルの取り方はいわゆるキングドミノ方式で、タイルの裏面の数字順にサプライに並べて、どのタイルを取るかで次のラウンドでタイルを取る順番が決まります。タイルを1枚取って配置を繰り返して、全9ホールを作ります。
得点の条件がとにかく多いため、すべてを満たすのはかなり難しいです。また、ゲームの途中で自分がどのカテゴリーで1位になるかを予想するのですが、これが思いの外、重要です。
ゲーム終了時に予想が当たっていたかどうかを判定するのですが、1位になっていないとかなりの減点になります。しかも、予想は何度も行うため、これをいくつも外してしまうと、もはやコースの出来に関係なく、勝つことは不可能です。
最終得点計算で「今までやってきたことは何だったのか」というくらい得点が減っていくため、そういう大ざっぱさが許容できる人向けのゲームです。
実際やってみるとパーティーゲーム寄りですね。
キャプテンブラフ

空港のスタッフとして手荷物を整理するのですが、目的地がどこか分からない状態でカードを出していきます。目的地と違うカードを置いてしまうと「ダウト」を宣言され、間違っていればそれまでに出されていたカードを引き取らされます。
目的地カードは固定ではなく、交換もできるため、さっきまでは置けたのに、今はもう置けないということもあります。
これを繰り返して手札を出し切ることができれば勝利です。
1つ1つの要素は目新しくはないのですが、組み合わせることでちょっと変わったプレイ感になっています。ブラフ系が好きな人、メモリーゲームが好きな人にオススメです。
第13回大崎ボードゲーム会の感想

初参加の人を含め、全12人の参加となりました。以前、別な会で遊んでいた方もいらして、久しぶりの再会もありました。
次回は4月の予定です。
