オンラインでボードゲームが遊べるサイト、BGA(ボードゲームアリーナ)で遊びました。今回は通話をしながら5人でのプレイです。
BGAで遊んだゲーム
キューバード
初プレイです。
手札から1種類すべてのカードをどこかの列の端に置きます。そのとき、同じ種類の鳥で挟むことができると、間にあるカードが手札に加わります。こうして、鳥ごとに決められた規定数が手札にそろうと場に出すことができます。
2種類の鳥を3回場に出すか、7種類の鳥を場に出すと勝利です。
お互いが何を集めているのかをよく見ながら、鳥を集めていきます。見た目のかわいらしさとは裏腹に、なかなかドキドキするゲームです。
インカの黄金
手番では冒険を続けるか、やめるかを選ぶだけです。
冒険をやめて戻るとそれまでに獲得した宝石を確保することができます。冒険を続けるともらえる宝石がどんどん増えていきますが、同じトラップが2枚めくれてしまうと1つも宝石は獲得できません。
どこまで続けるかがポイントの定番チキンレースです。
ニムト
上級ルールで遊びました。
上級ルールでは各列に1枚だけ左側にカードが入ります。そのため、いつもの調子で置こうとすると押し出されてカードを取らされてしまうことがあります。
ただでさえ、読みづらい展開がさらに読みづらくなるため、まさに上級ルールといった感じです。
ハゲタカのえじき
バッティングゲームの代表作です。
各自1~15までのカードを持っており、手番では1枚だけカードを出します。もらえるカードがプラスならばもっとも数字が大きい人、マイナスの場合はもっとも小さい人がカードを引き取ります。ただし、誰かと同じ数字を出してしまうと、その人たちは勝敗に関わらなくなります。
そのため、せっかく数字が高いカードを出したとしても、バッティングしてしまうと無駄になってしまいます。
この日も「え?この数字で?」というバッティングがよく起こり、盛り上がりました。
コロレット
手番では山札からめくった1枚をどこかの列に加えるか、1列のカードすべてを引き取ります。カードを引き取ると、そのラウンドはもう抜けます。
ゲーム終了時プラスになるのは3色までで、それ以降はすべてマイナスになってしまいます。
そのため、誰が何を集めているのかを見ながら、いらなそうなカードを並べておきます。
ドラフトサウルス
初プレイです。
タイトルの通り、ドラフトゲームです。獲得した恐竜を自分の場に置いていきます。場には「同じ恐竜だけ」「異なる恐竜」「同じ恐竜2つ」といった感じで、さまざまな条件があるため、できるだけ得点が伸びるように恐竜を置いていきます。
ここまではよくあるタイプのドラフトなのですが、このゲームではダイスを振ることで置ける場所が制限されます。ダイスの目により「右半分」「左半分」「草原」といった感じで、置く場所が指定されるため、「ここに置くと得点が伸びるのに今は置けない!」といったシーンがでてきます。
これがなかなかいいアクセントになっていて、面白かったです。
クー
正体隠匿+ブラフゲームです。
各自2枚ずつ非公開のカードを持っています。手番ではさまざまなアクションが行えるのですが、それに対応するカードを持っていないとできないアクションもあります。しかし、このゲームでは、そのカードがある振りをしてアクションが実行可能です。
他の人はそれが怪しいと思ったら「チャレンジ」をすることができます。チャレンジは、いわゆるダウトで、上手く見破れれば嘘をついていた方の手札が減ります。もちろん、ダウト失敗ならチャレンジした方の手札が減ります。手札がなくなれば脱落です。
これを繰り返して、最後まで生き残った人の勝ちです。
BGAの場合、チャレンジするかどうかがカウントダウンするため、テンポ良く遊ぶことができます。
イラストリー
初プレイです。
イラストカードで行うしりとりです。手札からカードを1枚選び、文字を入力して出します。他のプレイヤーはそれが合っているかどうかを判定し、半数以上が認めれば成功です。認められなければ、そのカードを捨てて、新たなカードを1枚引きます。
これを繰り返して最初に手札をなくしたプレイヤーの勝利です。
判定は人が行うため、どんな言葉でも入力可能です。システム上、最初と最後はひらがなである必要があるのですが、途中だったら漢字も入力できます。
最初は順調に出せるのですが、後半はこじつけないと出せないようなカードが残るため、いかに他の人を納得させられるかがポイントになってきます。
ちょっとした大喜利要素もあり、手軽に遊べるゲームです。
セレスティア
初プレイです。
全員が同じ船に乗っており、1人が船長です。船長はダイスによって決まるトラブルに対応するカードをプレイする必要があります。船長以外のプレイヤーは船長が乗り越えられるかどうかを予想し、船に残るか下りるかを選びます。下船すればお宝を確保することができますが、先に行けば行くほどもらえるお宝も増えていきます。墜落すればお宝はなしです。
BGAでは画像にあるように「いける!」「難しい…」「どっちだ?」というボタンが用意されています。これは選択肢ではなく、押すことでそれっぽいセリフが出てくるだけです。それを見ながら、船長がいけそうかどうかを予想します。
インカの黄金のようでありながら、ちょっとした協力ゲームの要素もあります。ダメそうなときに見事船長が乗り越えると「お~」と思わず歓声が起こります。
ジャストデザート
初プレイです。
お客の要望を満たすように手札からカードを出します。要望はアイコンで描かれているため、それに対応するように複数枚の手札を出すことができます。ただし、アレルギーを持っているお客もいて、その人には出せないアイコンもあります。
中には1枚で要望を満たすカードもあり、それがプレイできると手札が増えます。
同じ色のカードを3枚、または異なる色5枚を集めるとゲームに勝利します。
オーソドックスなセットコレクションゲームで、特に難しいルールもありません。手札がよくないと思ったら任意の枚数だけ捨てて、同数を引き直しも可能です。
BGAで遊んでみた感想
会話をしながら4時間以上も遊び続けました。
BGAの場合、セットアップや片付けが不要のため、連続してどんどん遊ぶことができます。今回遊んだのは10種類ですが、何度も繰り返したゲームもあるため、20戦くらい遊んだかもしれません。
黙々とターンベースで進めるのも楽しいのですが、会話しながら遊ぶのはそれとはまた違った楽しさがあります。
こういうご時世でなかなか集まって遊ぶことも難しいため、こうした会話しながらのゲーム会にも積極的に参加していきたいです。