グラスロードを遊んでみたいというリクエストがあったため、3人で遊んでみました。通常は全4ラウンドなのですが、ルールブックにも紹介してある全5ラウンドのルールでプレイしてみました。
グラスロード
ウヴェ・ローゼンベルクのワーカープレイスメントではない、中量級ゲームです。最近、日本語版が再版されて話題になりました。
全員同じ構成の15枚のカードを持っています。ラウンドでは、そのうち5枚を選んで使用します。
誰かがカードをプレイしたときに、同じカードを持っていると、それをプレイしなければなりません。自分しかそのカードをプレイしなければ2種類あるアクションの両方が行えますが、誰かと被っていると1種類しかできなくなってしまいます。
ただし、カードをプレイできる機会は1ラウンドで3回しかないため、相手と上手く被らせないと、手札を残したままラウンドが終わってしまいます。
そうして資源を集めて、建物を建て、得点を集めていきます。
もう1つの見どころが資源管理用のホイールで、資源が貯まると勝手にガラスやレンガを作ってしまいます。そうすると、各資源が減ってしまうため、やろうと思っていたアクションができなくなってしまいます。
資源を集めて個人ボードに建物タイルを配置というのは、いつもの流れなのですが、そこまでの過程が独特です。
通常は全4ラウンドなのですが、今回は説明書にもあるヴァリアントの全5ラウンドでゲームをしてみました。
4ラウンドだと不完全燃焼のまま終わってしまうことがあるのですが、5ラウンドだと狙っていた建物が建てられるようになります。そのため、特にこだわりがなければ、5ラウンドやったほうがゲームとしては楽しめそうです。
トレック12
ダイスを使った紙ペンゲームです。
ダイスを2個振り、
- 低いほうの目
- 高いほうの目
- 2つの目の差
- 2つの目の和
- 2つの目の積
のいずれかで数字をシートに書き込んでいきます。
それぞれの回数は決まっているため、すべて埋まってしまうとその選択肢はなくなります。また、数字は最大12までしか書き込めないため、場合によっては書けなくなることもあります。
トレック12には、いくつかのモードが用意されているのですが、今回は3人ということもあり、遠征モードで遊んでみました。
遠征モードでは3回連続でゲームを行い、合計点がもっとも多いプレイヤーが勝利します。
また、途中でさまざまな特殊効果をもつカードが手に入るため、通常ルールよりも戦略性が増します。
カードの存在はなかなか大きいため、通常ルールしか遊んだことがない人は、ぜひこれを取り入れたルールで遊んでみてほしいです。
さらに一定の条件を達成することで、新たに解放されるカードもあるためレガシー的な楽しみも可能です。
BGAでは1人でも遊ぶことができるため、気になった方はぜひプレイしてみてください。