ブログで紹介している甲斐があり、順調にBGAでのフレンドが増えています。
今回も2023年10月に遊んだBGAのゲームを紹介していきます。
BGAについてはこちらの記事を参考にしてください。
BGA(BoardGameArena)で遊んだゲーム
ハドリアヌスの長城
マスが膨大にある紙ペンゲームです。
実物で1回遊んだことがありますが、連鎖などの細かい処理が多いため、デジタルのほうが遊びやすい気がしました。
マスを塗りつぶすことで資源や駒をもらい、それを使ってまた塗りつぶすの繰り返しで、一手番にやれることがどんどん増えていきます。
すべての効果をしっかり把握しているわけではないですが、どんどん塗りつぶすだけで単純に楽しいです。
ストゥポル・ムンディ(Stupor Mundi)
10月はこれをいろいろな人と5~6回遊びました。
カードをプレイしてアクションをするデッキ構築で、小麦・石といった資源を集めて建築をしたり、協力者を集めたりします。またカードを裏向きにプレイすると個人ボードのスロットに書かれたアクションができます。
建築をすると個人ボードから建物コマを取り除きます。そうすることで、所有できる量が増えたり、特殊効果が得られたりします。
独特なのがフレデリックの存在です。
このゲームではフレデリックというNPCが存在します。プレイ中、勅令によってフレデリックの建物や資源を増やしたり、減らしたりします。
アクションの中にはフレデリックを参照するものがあり、「フレデリックが5石以上持っていれば」「フレデリックよりも自分の建物が多ければ」といった条件が書かれています。
プレイヤーによって思惑が異なるため、あるプレイヤーはできるだけフレデリックの資源を増やしたいと思っていても、もう1人は減らしたいと思うことがでてきます。
そうすると結果的に綱引きのような引っ張り合いになります。
この直接的ではないインタラクションが、なかなか独特でした。
他にもゲームごとでランダムで決定される専門家タイルや、色ごとに構成が異なる初期デッキなど、繰り返して遊びたくなる工夫が随所にあります。
独特なルールなので理解するまではちょっとかかりますが、言語依存などもないため、いろいろな人に遊んでみてほしいゲームです。
スカイチーム
日本語版が発売予定の2人用協力ゲームです。
大まかな説明をすると、ちょうどいい感じに交互にダイスを置いていくゲームです。
お互いにダイスを持っているのですが、何の目かはわかりません。もちろん目についての話すことは禁止です。何を持っているかもお互いは確認できません。
それぞれのマスには「目が同じ」「合計値が○~○」「このマスは3か4」といった指定があります。それを満たすように交互にダイスを置いていきます。
置ける場所がない場合には集中マスにダイスを置きます。そうするとコーヒートークンがもらえるのですが、これはダイス目を±1してくれます。
そうして最後まで条件を満たすようにダイスを置くことができればクリアです。
いろいろなコースが用意されており、難易度が上がるほどダイスを置く際の条件が厳しくなっていきます。
相談禁止なので「え?そこに3なの??」「すまん、集中しかない」などと考えながら黙々とプレイしていくことになります。
ルール自体は難しくないため、協力ゲームが好きな人はプレイしてみる価値があると思います。
ただ、いかんせんダイスなので、どうにもならないときはどうにもならないです。
マイシティ:ロール&ビルド
ライナー・クニツィアの「マイシティ」の紙ペン版です。
といってもわたしはマイシティ未プレイです。
ダイスで指定された形をシートに書き込んでいきます。シートごとに得点条件が決まっているため、それを満たすように書き込んでいくのが基本的な流れです。
これ以上書き込めないと思えばパスをします。
後半になると書ける範囲が狭まってくるため、大きい図形が出ると書けなくなります。そうすると失点になってしまうため、どのタイミングで切り上げるかが重要です。ただし、空きマスも失点なので、早く切り上げればいいというわけでもありません。
今回は1チャプターを続けて遊んだのですが、エピソードごとに要素が増えていくのが特徴です。そうすると考えることが増えていくため、同じようなマップでも方針が変わってきます。
元の「マイシティ」もBGAにあるため、こちらもいつか遊んでみたいです。
ゴールドブリビオン
2種類のデッキを持つデッキ構築ゲームです。
1つのデッキは素材やお金を出し、もう1つのデッキは敵との戦闘で使います。
独特なのが開発フェイズです。
ラウンド開始時、手札から1枚を生産に使用します。生産にはお金と素材があり、各ラウンド開始時の収入になります。カードはそこに置かれたままになるため、強制的にデッキが圧縮されていくことになります。
ゲームの目的としては、カードの効果やフリーアクション、敵との戦闘などでゴールドバーを集め、どちらかが10個のゴールドバーを集めると終了トリガーです。
そのラウンドを最後まで行い、ゴールドバーの多いほうが勝ちです。
効果はアイコン表示で言語依存はカード名くらいにしかありません。カードの種類もそこそこありますが、だいたいは初見でもどんな効果かわかります。
個人デッキが2種類あるめずらしいゲームなので、デッキ構築が好きな人はぜひお試しください。
BGAのターンベースで遊べる人募集中
引き続き、なかかなリアルで遊ぶ機会がなさそうなので、BGAがメインになりそうです。
「gokuraku」で登録しているため、ターンベースで遊んで下さる方がいれば、ぜひフレンド登録をお願いします。
BGAに興味があるものの、まだ遊んだことがないという人もお待ちしています。