ボードゲーム

[ボードゲーム] ハーベスト 紹介

harvest
[PR]記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「ハーベスト」は1~6人用のカードゲームです。野菜をたくさん収穫することが目的ですが、自分だけでは収穫できません。他の人と上手く協力したり、邪魔したりして高得点を目指します。

1990年代に新幹線の車内と構内で販売されていたゲームのリメイクです。作者はPSの「がんばれ森川君2号」や「アストロノーカ」の森川幸人氏です。

ハーベストについて

ボードゲームのハーベスト

カードは野菜カードが3種類、特殊カードが2種類あります。野菜カードには得点となる数字が書かれています。(マイナスもあり)

各プレイヤーは好きな色の早見表を1枚受け取り、その色に対応した畑ボードも受け取ります。

全員が畑ボードを受け取ったら、プレイ人数に応じた形にボードを組み合わせます。畑ボードはすべて2×2の4マスです。

各プレイヤーは山札から4枚のカードを引き、手札とします。

手番では以下の3ステップを行います。

  • カードの配置
  • 収穫チェック
  • 手札の補充

手番は時計回りに移ります。

あとは終了条件を満たすまで手番を繰り返します。

手番の流れ

カードの配置

手札からカードを1枚、畑ボードに配置します。

まず自分の畑ボードを確認します。もしカードがない場合、必ず自分の畑ボードに配置します。カードがある場合、カードがある他人の畑ボードにも配置することができます。

手番では必ずカードを配置しなければなりません。どうしても配置できない場合はパスします。

収穫チェック

カードを配置したことで同種の野菜が3枚以上直線(斜めも可)で並んだならば、それらを収穫します。

各自が自分の畑ボードから野菜カードを収穫します。

ハーベストカード 好きな野菜として配置し、収穫を行います。
ゲーム終了時に手札に残っていると-50点です。
たつまきカード 好きな野菜として配置します。ただし、収穫は発生せず、本来収穫するはずだったカードはすべて捨て札になります。
ゲーム終了時手札に残っていると-50点です。

手札の補充

手札が4枚になるように山札から補充します。

山札がない場合は残りの手札でゲームを続けます。

ゲームの終了

以下のいずれかの条件を満たすとゲーム終了です。

  • 山札が尽きたあと、全員の手札がなくなる
  • 全員が連続してパスする

点数計算を行い、もっとも合計点が高いプレイヤーの勝利です。

自分だけが得するように協力

ボドゲのハーベスト

手番では1枚カードを出すだけのシンプルなカードゲームです。

自分の畑は2マスしかないため、必ず他のプレイヤーと協力しなければなりません。プラス点は自分に、マイナス点は相手に行くように上手くカードを配置していきます。

今回は4人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで20分ほどでした。

空いている畑に置けるのは自分だけというルールが効いていて、一方的に一人に対してマイナスを置くことができないようになっています。ただし、自分の手札がマイナスしかないと、それを置くしかありません。

基本的には自分のほうが得をするようにカードを置いていくのですが、揃いそうなときにたつまきで邪魔されたりと、なかなか上手くいきません。

収穫には必ず他人のカードがからむため、インタラクションは強いです。

今回は4人で遊んだのでボードは4×4の正方形でしたが、奇数人だと形に偏りがでるため、プレイ感が変わってきそうですね。

それからこの手のゲームのあるあるですが、手番終了時に手札を引くのを忘れやすいです。「あれ3枚だな」ということがよくあるので注意しましょう。

小箱で1~6人まで対応しているのは、なかなかめずらしいですね。

タイトル Harvest
発行年 1992年
プレイ人数 1~6人
プレイ時間 45分
デザイナー Yukihito Morikawa
BGGリンク Harvest | BGG
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。