ボードゲーム

[ボードゲーム] モバイルマーケット 紹介

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「モバイルマーケット」は多国籍家電メーカーのCEOとして、ライバルよりも多くのお金を稼ぐことを目指す1~4人用のゲームです。「スマートフォン株式会社」と同じように2枚のパッドを合わせてプロットを行います。

モバイルマーケットについて

ボードゲームのモバイルマーケット

各プレイヤーに企業ボードと計画パッド2枚、初期技術カード、初期機能カードを配ります。企業ボードに能力の違いなどはありません。

4枚のゲームボードを並べ、その他カード類を準備します。

ゲームは5年間(5ラウンド)行われます。

各ラウンドは8つのフェイズにわかれています。

  1. 準備
  2. 計画
  3. 価格設定
  4. 技術
  5. 販売促進
  6. 生産
  7. 販売
  8. 利益

ラウンドの流れ

①準備

価格マーカーをリセットします。

そのラウンドのイベントを公開し、ディプレイや顧客の補充を行います。

②計画

各プレイヤーは2枚のパッドを組み合わせて、今回の計画を立てます。

パッドは1マス以上を覆わなければならず、下のパッドが1マス以上見えている必要があります。

衝立は入っていないため、手などで隠して他のプレイヤーに見られないようにします。

③価格設定

行動順に従って、価格マーカーを移動させます。

これ以降。より左にマーカーがある(より価格が安い)プレイヤーからアクションを実行します。

④技術

行動順に技術カード1枚と任意の枚数の機能カードを入手します。

カードの取得には技術ポイントが必要になります。

⑤販売促進

逆順に販売施策カードを1枚買うことができます。

カードの取得には販売促進ポイントが必要になります。

⑥生産

イベントカードに描かれている商品アイコンの数+パッド上で見えている商品アイコンの数+下のパッドで隠されているマスの数の合計だけ商品を生産します。

カードの効果によって商品の数を増減させることもあります。

⑦販売

機種を設計し、粗利を決めます。機能をつけるほど顧客からのニーズが高まりますが、コストがかかるため粗利が下がります。

その後、行動順に商品を販売していきます。

⑧利益

このラウンドで販売した商品の数によりボーナスが入ります。

カード効果を発動させ、利益を確定します。

ゲームの終了

5ラウンド目が終わるとゲーム終了です。

ゲーム終了時に発動するカード効果を起動します。

もっとも多くのお金を持っているプレイヤーの勝利です。

テキスト効果による販売競争

ボドゲのモバイルマーケット

「スマートフォン株式会社」のカードゲーム版といった感じで、テーマやゲームの流れは、かなり似ています。

ただしカードのテキスト効果が増えたため、単純なダウンサイジングといった感じではありませんでした。

今回は4人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで2時間弱でした。

スマートフォン株式会社では、パッドのアイコンを増やしたり、変えたりすることで自社を改善していきました。

しかしモバイルマーケットではパッドに手を加えることはなくなり、さまざまなカード効果によって改善していくことになりました。

特定のフェイズに効果を発動する「技術カード」と、販売力を強化してくれる「販売施策カード」を集めることで、会社ごとに個性が出るようになります。

基本的には「価格を安くして先に商品を売る」か「機能を増やした上で価格を高くして利益を重視」のどちらかの路線で行くことになります。

そのため、手番順によっては自分の販売フェイズに市場に顧客がほとんどいないケースも出てきます。そうすると作った商品が無駄になってしまいます。

このために用意されているのが「お得意様」というシステムです。

お得意様は市場には置かれず、自分のボード手前に置かれます。このお得意様には自分しか商品を売ることができません。そのため、市場から顧客がいなくなっても最低限お得意様だけには売ることができます。

お得意様は、カード効果やあまった販売促進ポイントなどで獲得できます。

十分なお客様が確保できれば、市場を無視して商品を売ることができるというわけですね。

この辺りの駆け引きも面白いです。

スマートフォン株式会社では計画フェイズが終わってしまえば、ほとんど自動で処理されていきましたが、モバイルマーケットはカードを獲得する機会が何度かある上、対応するフェイズで自分で効果を発動させなければならないため、プレイヤーがやることが増えています。

また、各プレイヤーがたくさんカードを並べていくため、処理を忘れていても気づかない可能性が高いです。あとになって「あ、この効果で商品もう1個もらえてた」と気づくこともありました。

スマートフォン株式会社が2018年、モバイルマーケットが2021年ということで、より「今風」にアレンジされた印象です。

カードのテキストをすべて読み込む必要がある分、慣れるまではモバイルマーケットのほうが時間がかかりそうです。

また、スマートフォン株式会社のシンプルさが好きだった人は「ちょっと違う」と感じるかもしれません。

テーマやシステムは似ていますが、あくまで別のゲームとして楽しむのがよさそうです。

smartphone inc.
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タイトル Mobile Markets: A Smartphone Inc. Game
発行年 2021年
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 40~80分
デザイナー Ivan Lashin
BGGリンク Mobile Markets: A Smartphone Inc. Game | BGG
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。