インフェルノはライナー・クニツィア作の3~7人用のカードゲームです。最初に出されたカードと色か数字が同じカードを順番に出していき、出せなくなるとそれまでのカードをすべて引き取ります。これを繰り返し、誰かがすべての手札を出し切ると、そのラウンドでゲームが終了します。
インフェルノについて
カードは5色で、数字は1~5です。
手番では、最初に出されたカードと色か数字が同じカードを出します。UNOなどと異なり、そのラウンド中、出せるカードに変更はありません。たとえば、黄色の3が出されたら、誰かがカードを引き取るまで、ずっと黄色か3のカードを出し続ける必要があります。
もし、カードを出せない場合は、それまで出されたカードをすべて引き取ります。
カードは1枚マイナス1点なのですが、赤のカードは数字がそのままマイナス点になります。
また、出せるカードを持っていても引き取ることができます。ただし、場のカードが3枚未満の場合は山札からカードを加えて、3枚になるようにして引き取ります。
次はカードを引き取ったプレイヤーが好きなカードを出します。
これを繰り返していき、誰かのカードがなくなり、その場のカードを誰かが引き取ったらゲーム終了です。
引き取ったカードの得点を計算して、もっともマイナスが少ないプレイヤーの勝利です。
ここはとりあえず引くか……
いつカードを引き取らされるか、ひやひやするゲームです。
「出せない場合は引き取る」というルールはゲシェンクを思わせますね。
ギリギリまで粘っても良いのですが、危なそうと思ったら早めに身を引くのも大切です。そうして身を引いたのに、山札から赤の5がでてきて「あーー!」となります(笑)
シンプルなルールですが、どこまで強気にいくか、どこで引くかが悩ましいゲームです。
人数が多い方が、カードを一気に取らされる可能性があるので盛り上がりそうです。1ゲームもそれほど時間がかからないので、ちょっとした合間にもちょうどいいですね。