ジャスト・ワンは3~7人用の協力型パーティーゲームです。お題に対して各自がヒントを考えるのですが、他の人とかぶってしまうと無効になってしまいます。そのため、できるだけ他とかぶらないようなヒントを出して、回答者に当ててもらうことを目指します。
ジャスト・ワンについて
各プレイヤーはイーゼル(カードスタンド兼回答ボード)とペンを受け取ります。中身を見ずに13枚のカードを引き、それを今回の山札とします。
1人が回答者となり、山札からカードを1枚引きます。カードには1~5までの数字とお題が書かれています。回答者は中身を見ずにイーゼルにカードを立てて、その後、1~5までのいずれかの数字を宣言します。
その数字の横に書かれているのが今回のお題です。
他のプレイヤーはお題に対するヒントを書きます。このとき、他のプレイヤーと相談はできません。また、ただ英語に変えただけのものや、同音異義語などはヒントとして禁止です。
全員がヒントを書いたら回答者は目をつぶり、それ以外のプレイヤーはお互いにヒントを見せ合います。このとき、同じ答えを書いてしまったらイーゼルを伏せます。かぶってしまったヒントは回答者に見せることができません。
ヒントが決まったら、回答者は目を開けてヒントを確認し、お題を当てます。
正解 | お題カードを成功の山に置く。 |
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不正解 | お題カード+山札の1枚をゲームから除外 |
スキップ | お題カードをゲームから除外 |
回答者を時計回りで交代します。
13枚すべての山札がなくなるとゲーム終了です。勝敗などはなく、何枚成功したかで評価が決まります。平均的なスコアは7~8枚です。
そのヒントがあれば分かったのに!
上手く相手に伝わるようにヒントを考えるワードゲームです。直接的なヒントを出してしまうと他の人とバッティングしてしまうため、少しずらしたヒントを出すのですが、逆にそれがかぶってしまうのがもどかしいです。
今回は5人で遊んでみました。
これはルールも分かりやすくて盛り上がりますね。できれば人数が多い方がよさそうです。4人で遊ぶと、1つかぶっただけで、ほとんどヒントがなくなるため、かなり難易度があがりそうです。
ヒントを出す側だと「これだけあればすぐに分かるだろう」と思うのですが、回答する側になるとなかなか思いつかないのが面白いです。
今回わたしが回答者のときに、
- ヒマワリ
- カレー
- ターメリック
- 注意
という4つのヒントが出されました。
「カレーとターメリックは同系統だけど、注意って何だ??」と迷いましたが、いろいろ考えた末に「黄色!」と答えて正解しました。これは我ながらよく分かりましたね(笑)
正解・不正解が出てから「いや、それは難しいだろ」「それは見事なヒントだった」「まさか、これでかぶるとは」などと、いろいろ話し合うのも楽しいです。
ペンの後ろにフェルトがついていて、それで消せるようになっているのですが、色によってはなかなかキレイに落ちません。気になる人は消す用の布などを別に用意した方がいいかもしれません。
タイトル | Just One |
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発行年 | 2018年 |
プレイ人数 | 3~7人 |
プレイ時間 | 20分 |
デザイナー | Ludovic Roudy, Bruno Sautter |