スプレンダー・マーベル(Splendor MARVEL)は、宝石の煌きのテーマをMARVELに変えたリメイクです。遊び方はほとんど同じですが、いくつかの要素が新たに加わっています。
宝石の煌きとの違い
トークン
基本色が緑、青、赤、白、黒の5色から、黄、青、橙、紫、赤の5色に変更されました。オールマイティの黄色は灰色に変わっています。
スプレンダー・マーベルには新たに緑色のタイムストーンが加わりました。レベル3のカードを取ると、1つ獲得できます。
タイムストーンは勝利条件を満たすために必要になりますが、所持枚数に含まれるため、持てる枚数が減ってしまいます。また、緑のタイムストーンは捨てることができません。
アベンジャーズ集結タイル
いくつかのカードには1~2個のアベンジャーズタグが描かれています。
このタグを最初に3つ集めるとアベンジャーズ集結タイル(3点)がもらえます。ただし、このタイルはカタンの最大騎士力(ラージェスト・アーミー)のように、タグの数を上回ったプレイヤーが奪うことができます。
そのため、ゲーム中に何度も所有者が変わることがあります。
終了条件
宝石の煌きでは15点が終了トリガーとなり、同じ手番数だけやって最高得点の人がゲームに勝利しました。
スプレンダー・マーベルでは、16点、各色1枚以上のカード、タイムストーンの所持が勝利条件となります。同手番に条件を満たしたプレイヤーがいれば得点が高い方が勝ちます。
マーベルの煌き
ほとんどルールは同じですが、終了条件などに変更が加わっています。また、所有者が変わるアベンジャーズ集結タイルも今までになかった要素です。
各カードにはマーベルのキャラクターと名前が書いてあるため、映画などでキャラを知っていた方が、より楽しめそうです。
もちろん、基本的なルールは宝石の煌きと変わらないため、ゲーム的な面白さは保証されています。そのため、まったくキャラクターを知らなかったとしても問題なく遊ぶことが可能です。
カードのコストなども見直されているため、むしろ通常版の宝石の煌きよりも遊びやすいかもしれません。
ただし、あくまでも宝石の煌きなので過度な期待は禁物です。劇的に面白さが増しているわけではなく、多少要素が増えたくらいの変化です。また、版権ものなので、日本語版が発売される可能性は低そうですね。
タイトル | Splendor Marvel |
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発行年 | 2020年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
デザイナー | Marc André |