宝石の煌きは宝石商として、鉱山を確保したり、職人を雇用したり、貴族と関係を築いていく2~4人用のゲームです。今や定番ゲームのひとつで日本語版は何度も再販されています。日本語版が出る前から遊んでいる人は原題である「スプレンダー(Splendor)」と呼ぶことが多いです。
宝石の煌きについて
宝石カードをレベルごとの山札に分けてシャッフルします。
それぞれの山札から4枚をめくり、場に並べます。
その上に貴族タイルを(プレイ人数+1)枚並べます。
手番では以下のアクションのうち、いずれか1つを実行します。
宝石の獲得
場にある宝石を獲得します。
獲得方法は「異なる色3枚」か「同じ色2枚」のどちらかです。
このとき、黄金トークンは取ることができません。
黄金トークンはどの色としても使えるオールマイティで後述する予約で取ることができます。
得点カードの購入
左下に書かれたコスト分の宝石を支払い、カードを獲得します。
カード右上に宝石が描かれている場合、以降はその宝石分だけコストが軽減されます。左上の数字は得点です。
その後、山札からカードを補充します。
得点カードの予約
場にあるカードを手札として獲得します。このとき、黄金トークン1つをもらえます。
予約したカードは以降の自分の手番でコストを支払い、場に出すことができます。予約は3枚まで行えます。
貴族タイルの獲得
貴族タイルの左下にあるカードをすべてプレイしている場合、そのタイルを獲得することができます。これは手番には含まれないため、アクションを行ってから、即座に取ることができます。
宝石カードと違い、貴族タイルは補充されません。
ゲームの終了
合計得点が15点に達したプレイヤーが出れば、そのラウンドで終了です。
得点がもっとも多いプレイヤーの勝利です。
シンプルなエンジンビルド
拡大再生産、エンジンビルドの定番ともいえるボードゲームです。
宝石カードを獲得することで、どんどん資産が貯まっていくため、最初は買えなかった高コストのカードが買えるようになっていきます。
また、獲得したカードや宝石は公開情報のため、誰がどのカードを狙っているかの読み合いもあります。予約によって相手が欲しそうなカードをカットしてしまうのも作戦の1つです。
他のゲームを遊んでいるときにも「宝石の煌きのような」という表現が使われるほどメジャーなゲームで、もう何度も遊んでいて食傷気味といったプレイヤーも少なからずいます。
ただ、この分かりやすいルールはボードゲームの入門としてもちょうどいいため、これからも定番の1つとして遊ばれていくであろうゲームです。
ちなみに収納する際は百均で売っているメダルケースがぴったりです。(上写真)ケース1つですべての宝石が収まります。
タイトル | Splendor |
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発行年 | 2014年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
デザイナー | Marc André |
