イーオンズエンドは1~4人用の協力型デッキ構築ゲームです。プレイヤーは魔術師として人類最後の拠点であるグレイヴホールドをネメシスの手から守ります。一般的なデッキ構築と違い、プレイヤーのデッキをシャッフルしないという特徴があります。
イーオンズ・エンドについて
8人の破孔魔術師から好きな1人を選びます。そのプレイヤーマットと初期デッキを受け取ります。マットに初期手札と初期山札の内訳が書かれています。
その他に破孔タイルを受け取ります。
今回対戦するネメシスを4体の中から選びます。
プレイ人数に応じてネメシスデッキを組みます。
使用するサプライを選びます。
カードは大きく宝石カード、遺物カード、呪文カードの3種類です。
サプライには宝石3、遺物2、呪文4の合計9種類を使用します。
サプライは推奨構成から選んでも良いですし、それぞれをランダムに選ぶこともできます。
このゲームでは誰からアクションをするかがランダムに決定します。ターン順カードをめくり、該当するプレイヤー、またはネメシスが手番を行います。すべてのターン順カードがめくられたら、再びシャッフルして使用します。
プレイヤーのターン
1.呪文フェイズ
破孔タイルにセットされている呪文カードを使用します。
使用した呪文カードは捨て山に行きます。
2.メインフェイズ
以下のアクションを好きな順番で好きなだけ実行します。
宝石/遺物カードのプレイ
宝石からはエーテルが発生します。これはお金やマナにあたるもので、カードの獲得やチャージ、破孔の強化などに使用します。
遺物カードは即時効果をもたらします。
カードの獲得
エーテルを使用してカードを獲得します。
獲得したカードは捨て山にいきます。
チャージの獲得
2エーテルを使用してチャージ1を行います。プレイヤーマットにトークンが乗り、それが全部埋まったら特殊能力を使用することができます。能力を使ったらトークンはすべて捨てられます。
破孔の強化
エーテルを支払い破孔タイルを90度回転させます。
破孔の開放
エーテルを支払い破孔タイルを裏返して開放状態にします。
呪文のセット
破孔タイルに呪文をセットします。
開放状態のタイルか、このターンで強化した閉鎖状態のタイルにセットできます。
セット中の効果の使用
呪文の中の「セット中:~」という効果を使用します。
廃棄効果の使用
コストを支払いネメシスのパワーカードを捨てます。
3.手札補充フェイズ
プレイしたカードを任意の順番で捨て山に重ねます。
その後、手札が5枚になるように補充します。手札に残っているカードは捨てることはできません。
山札が尽きてしまったら捨て山をそのままひっくり返して山札にします。このとき、シャッフルしないように気をつけましょう。
ネメシスのターン
1.メインフェイズ
場に出ているカードを古い順に解決します。
継続効果はテキスト通り効果を適用します。
パワーカードは上に乗っているパワートークンを1個ずつ取り除いていき、トークンがなくなったらテキスト効果が発動します。
2.カード公開フェイズ
ネメシスデッキからカードを1枚めくります。
カードの種類によって処理が異なります。
アタックカード
記載された効果を即座に適用します。
ミニオンカード
指定された数のライフトークンを乗せます。
即時効果があれば適用します。
パワーカード
数字分だけパワーカードを乗せます。
疲弊状態
プレイヤーのライフがなくなると疲弊状態になります。
疲弊状態になったら以下の処理を行います。
- 破孔タイル1枚を捨てる。
- チャージトークンをすべて捨てる。
以降、疲弊状態のプレイヤーは体力が回復できなくなります。
また、疲弊状態のプレイヤーにダメージが与えられた場合、その2倍分のダメージがグレイヴボールドに与えられます。
それ以外は今まで通りプレイすることができます。
ゲームの終了
以下のいずれかが満たされるとその瞬間にゲームは終了します。
- ネメシスの体力が0になる。
- ネメシスデッキにカードが残っておらず、ミニオンもパワーカードも残っていない。
- すべてのプレイヤーが疲弊状態になる。
- グレイヴホールドの体力が0になる。
- ネメシスマットに記された終了条件を満たす。
難易度高めの協力型デッキビルディング
イーオンズエンドには「初心者モード」「熟練者モード」「自殺志願者モード」と、さまざまな難易度が用意されています。そのため、プレイヤーに合わせて難易度を調整することが可能です。
今回は1人で遊んでみました。
1人で遊ぶ場合、1人で複数キャラクターを使うゲームと1キャラクターだけ使うゲームがあります。
初めてということもあり、1キャラクターでやってみました。使用したのはアーデルハイムというキャラクターで、敵はレイジボーンです。難易度は特に調整せずに基本ルールを採用しました。
デッキをシャッフルしないため、どの順番でカードを捨てていくかも考えなければなりません。プレイしたカードは任意の順番で捨てることができるため、次のことを考えて捨てる必要があります。
サプライが最初に決まっているため、プレイヤー側に新しいカードは登場しません。そのため、一度カードが把握できれば後はスムーズに遊ぶことができます。
ネメシスデッキは3段階に分かれており、後半に行くにつれて強力になっていくので手こずりましたが、何とかクリアすることができました。疲弊状態まで追い込まれたときは「あれ?ダメか?」と、ちょっと焦りましたね。
選べるキャラクターが8種類あり、サプライも毎回変わるため、リプレイ性は高いです。難易度も高めなので、歯ごたえがあるゲームが好きな人にもオススメです。
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