モンパチ(モンスター in パラレルチェンジ)は、100円ショップのダイソーで買うことができるTCG(トレーディングカードゲーム)です。1パックに11枚のカードが入っており、お互いに30枚のデッキを構築して勝負します。
モンパチのカードについて
カードの種類は大きく分けると2つで、背面のデザイン(色)が異なります。
モンスターカード
メインとなるカードで光・水・火・草・闇の5つの種属があります。
- モンスター名
- モンスターの属性
- アタックポイント
- モンスターレベル
- アップコスト
- AS(アタックスキル)
- BS(バトルスキル)
- TS(チームスキル)
- ウィークポイント
上記のような情報が記載されています。
おたすけカード
ゲーム中に使用することで、効果を発揮します。
スタック(山札)とは別に置いてあり、条件を満たすことで発動します。1つのカードにつき、1回しか使うことができません。
デッキを作る基本ルール
ゲームレベル | モンスターカード | おたすけカード | レベル3以上 のカード |
ショートトライアル | 10枚 | 1枚 | 1枚 |
スタンダードバトル | 30枚 | 3枚 | 3枚 |
アドバンスバトル | 50枚 | 5枚 | 5枚 |
- 同じ名前のモンスターカードはデッキに3枚まで。レベル3以上の同じ名前のカードは1枚まで。
- レベル2以上のカードをアップする場合、コストしてカードに書かれた枚数をスタックからホーム(捨て場)に送る。
- おたすけカードは、属性が違っていても同じ種類は持てない。
- TS(チームスキル)はチームのどれか1枚しか発動できない。
ターンの流れ
手番には3つのフェイズがあります。
準備
- お互いにデッキを交換してシャッフルします。
- スタックをセットします。
- スタックからカードを4枚ドローします。
- ドローしたカードのうち、3枚をチームに、1枚をバトルステージにセットします。
- おたすけカード3枚を裏向きでゾーンにセットします。
準備ができたら「バトルスタート」のかけ声で、お互いにチームとバトルステージのカードをすべてオープンします。
もし、アップコストがかかる場合は、スタックから支払います。
ファーストフェイズ
カードを1枚ドローする。
バトルステージとチームのカードを1回だけ入れ替えることができます。
バトルフェイズ
バトルステージのカードの効果、チームのTS・BS効果、特別なモンスター効果を持つカードの発動を宣言します。
相手のバトルステージにいるモンスターにはアタックします。
スキルを計算して、APが大きい方の勝ちです。
負けた方は、破壊ダメージのコストを支払います。引き分けた場合は、両方ともホームに行きます。
エンドフェイズ
バトルが終了すると、チームの補充・入れ替えができます。
スタックから1~4枚まで入れ替え可能です。
バトルアップ1枚とチームステイ3枚をキープします。また、アップコストが必要な場合は支払います。
ゲームの終了
スタックのカードがなくなった状態で、ドロー、またはコストを支払えなくなった方が負けです。
モンパチカードゲームの用語
AP | アタックポイント。モンスターの攻撃力を表す。 基本的には数字が大きい方の勝ち。 |
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AS | アタックスキル。 自分のターンの時、対戦相手に与える攻撃効果。 |
TS | チームスキル。 チームから発動できるサポート効果。 |
BS | バトルスキル。 バトル中のモンスターが発動できる追加効果。 |
WP | ウィークポイント。 モンスターの弱点。 |
スタック | 山札。 ルールに合わせて組み合わせたカードの束。 |
アップ | チームからバトルステージにモンスターカードを出すこと。 |
ステイ | チームにいる状態。 次にバトルに出せるカード。 |
ホーム | カードの捨て場。 いらないカードを捨てたり、バトルで負けたカードを置く場所。 |
アップコスト | レベル2以上のモンスターカードをバトルステージにアップするには、コストに書かれた枚数スタックからホームに送る。 |
破壊ダメージ | バトルで負けたとき、負けたモンスターカードのレベルの数字と同じ枚数分、スタックからホームへ送る。 |
お手軽に始められるTCG
30枚でデッキ組むのが基本のため、3パック買えばデッキを構築できます。他のTCGに比べると始めるためのハードルは低いです。
スタック(山札)がなくなったら負けというルールのため、ライフ管理の必要もありません。また、マナに相当するルールもないため、序盤から強力なカードを出すことも可能です。
2021年11月の段階では、まだ第1弾(100種類)しか出ていません。
ちなみにダイソー専用商品のわけではないため、楽天などでも購入可能です。
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