トウキョウのハト エサバ・バトルはダイソーから発売されている2人用ゲームです。お互いのハトタイルを配置したり、移動したりして、相手のボスを囲むことを目指します。
トウキョウのハト エサバ・バトルについて
ハトタイルはそれぞれ6枚ずつ持っています。色は違いますが、構成は同じです。
タイルの辺には△が描かれており、そのタイルがどのように進めるかが分かるようになっています。
まず、お互いのボスハトを中央に出し、頭を相手側に向ける形で並べます。
それ以外のタイルは手札として持っておきます。
手番では、手札のタイルを1枚場に出すか、場にあるハト1枚を移動させます。
手番のアクション
場に出す
場に出ている自分のハトタイルに縦横で隣接するか、角が接するように配置します。
ただし、相手のボスハトの辺に接するようには出すことができません。
また、場は4×4に設定されているため、そこからはみ出るような置き方もできません。
移動する
場にある自分のハトタイルを移動させます。その際、移動先で他のハトに辺か角で接する必要があります。
移動の仕方はタイルに描かれています。また、基本的に他のハトを飛び越えて移動させることはできません。
ハトの動き方
ボスハト | 縦・横・斜めに1マス |
---|---|
アニキハト | 縦・横・斜めに1マス |
ヤイバト | 縦・横に1マス |
豆でっぽうバト | 斜めに1マス |
トツハト | 縦・横に好きな数だけ |
ハジケハト | 縦横に2マス進み、その後、縦横に1マス ※唯一他のハトを飛び越えられる |
ゲームの終了
交互に手番を行い、自分のボスハトが4方向をハトタイル(自分・相手の両方)、壁に囲まれてしまうと負けです。
アブストラクトチックな2人用ゲーム
運要素がない2人用ゲームです。
タイルを配置するか移動するかを繰り返して、相手のボスを囲むことを目指します。
ハトの動き方はタイルに描かれているため、リファレンスなども特に必要ありません。ルールも一度分かってしまえば、決して難しくないです。
実際にやってみると、ハトの動き方もあって詰め将棋のような雰囲気です。お互いに持っているタイルは同じのため、すべての情報をよく見極めながら次の一手を打つ必要があります。
ダイソーから発売されている他のゲームと比較して、かなり遊び応えがあります。
先のことを考えながらプレイしていると、思わず2人とも無言になってしまいますね。
ただ、いわゆる運要素がないアブストラクトのため、実力差がはっきりと出ます。そのため、向き不向きは明確に出そうです。
値段を考えれば、買って損がないゲームです。
2人で遊ぶ機会がある人は、ぜひ試してみてください。
タイトル | トウキョウのハト エサバ・バトル (Tokyo Doves) |
---|---|
発行年 | 2020年 |
プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 5~10分 |
デザイナー | Yamazaki Suhama |
BGGリンク | Tokyo Doves | BGG |