「モウ」はひとりずつ順番にカードを出していき、出せなくなったら場にあるカードを引き取る2~5人用のカードゲームです。引き取ったカードの中にあるハエの数がマイナス点になります。
モウ(MOW)について
牛カードは5色48枚あります。色によって書かれている数字とハエの数が異なります。基本的には牛の絵と数字が描かれていますが、中には特殊能力を持ったカードもあります。
牛カードをシャッフルして、各プレイヤーに手札として5枚ずつ配ります。残りは山札として置いておきます。
スタートプレイヤーを決めて、矢印カードを左隣のプレイヤーのほうに向けて置いておきます。
ゲームの流れ
手番プレイヤーは手札から1枚カードを場に出します。
最初の1枚は好きなものを出せます。2枚目からはすでに場にある牛カード列の両端にしかおけません。また、そのとき数字が昇順になっている必要があります。
もし、置けない場合はすでに場にあるカードをすべて引き取り、裏にして自分の前に置いておきます。その後、手札から1枚カードをプレイします。
カードを置いたならば、山札からカードを1枚引きます。
以降は矢印カードの方向に従って手番を行っていきます。
ラウンドの終了
山札がなくなった後、手札からカードを出せなくなったプレイヤーが出たらラウンド終了です。
獲得したカードと残った手札にあるハエの数を数えて記録しておきます。
ゲームの終了
ラウンド終了時、ハエの数が100を越えるプレイヤーがいるとゲーム終了です。
もっともハエの数が少ないプレイヤーの勝利です。
大人から子供まで遊びやすいゲーム
ポケット版は2~5人用ですが、インターナショナル版では6~10人で遊ぶためのカードが追加されます。また、箱を開けると「モ~」と鳴くようになっています。
作者は「キングドミノ」「ジャマイカ」「ミスタージャック」などを手がけたブルーノ・カタラです。
順番にカードを出してき、出せなくなったらダメという「ノイ」のようなカードゲームです。カードを引き取らされるところは「ニムト」っぽさもありますね。
基本は小さい数字、または大きい数字を出していくのですが、間に割り込むことができるカードや、すでにあるカードの上に重ねられるカードもあり、一筋縄ではいきません。
手札による運要素は大きいのですが、意外と長く生き延びられることもあり、上手くいったときの気持ちよさはなかなかです。
わかりやすいルールなので、お子さんと遊ぶのにもちょうど良さそうです。
タイトル | MOW |
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発行年 | 2008年 |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 15分 |
デザイナー | Bruno Cathala |
BGGリンク | MOW | BGG |