届いたばかりのポンプ消防隊と前から知っていたもののプレイする機会がなかったヤギ戦争、たたらばと森で遊びました。
ヤギ戦争
前々から名前は知っていたものの未プレイだったカードゲームです。
トリックテイキングの要領で1枚ずつカードを出していき、もっとも大きな数字を出した人がそのトリックを獲得します。
カードには数字の他に黒いヤギのマークが描かれており、これが得点となります。
ただし、ゲーム中に取っていい最大値が決まり、それをオーバーしてしまうと0点になってしまいます。
そのため、どこまで取って良いのかを上手く見極めながらカードをプレイしていきます。
カード運によるところが大きく、強いカードが集まっているとどうしてもオーバーしがちです。逆に小さい数字ばかりだとどうやっても勝てません。
そのあたりのままならなさをどう捉えるかで評価が変わりそうです。
ポンプ消防隊
ゲームマーケットの新作ですが、事前に通信販売があったため入手できました。(正確にはこの日遊んだのは一緒にいたメンバーのもので、自分のは翌日に届きました)
課題達成型のトリックテイキングで「○番目のトリックを取る」「何色のカードをたくさん取る」「トリックを取らない」といったさまざまな課題があります。
事前に決める必要がないので、そのときの流れに応じて目的を変えることができます。そのため、数枚プレイして即失敗ということがないため遊びやすいです。
また、取った方が良い課題と取らない方が良い課題があるので、場合によってはWin-Winのままラウンドが終わるのも面白いです。
コンポーネントが非常に凝っており輸入ゲーム風に仕上がっています。箱や説明書はすべて英語で、外に別の袋で和訳が貼り付けられており、日本語シールもついています。どこかで見たことがあるような和訳の様式も必見です。
この辺りの遊び心も非常にボードゲーマー心をくすぐります。
トリックテイキングが好きな人にはぜひ手にとって欲しい逸品です。
たたらばと森
木製の木トークンが印象的なゲームです。
マップタイル上にさまざまな木々が立ち並び、それを伐採してお金や木材に変えていきます。あとは集めたお金と木材を使って、たたら場や永大たたら場を造ることを目指します。
ラウンド終了時に遷移札がめくられ、それに描かれたタイルの木が生長します。
木は成長しすぎると伐採できなくなるため、上手くタイミングを見計らってお金や木材に変えていきます。
遷移札によるめくり運が結構あるため「次はこうしよう」と思っていても、なかなか思い通りにいきません。さらに手番順が後ろだと、すでに近くの木が伐採しつくされていることもあり、ほとんど何もできないこともあります。
コンポーネントの雰囲気はいいのですが、ちょっと運要素が強いかなと感じました。