「仲良シふれんず」は3~4人用のトリックテイキングゲームです。切り札なし・マストフォローのルールで3の倍数のカードを出すときに追加してカードが出せます。リードと異なるスートはマイナスになるため、できるだけトリックを取らないことを目指します。
仲良シふれんずについて
カードは4スートで、それぞれ1~12です。3の倍数のカードは「仲良シカード」となっており、イラストに丸が描かれています。
配られたカードを確認したならば、手札から3枚を左隣のプレイヤーに一斉に渡します。
ゲームは切り札なしのマストフォローです。
仲良シカードをプレイする際は、プレイしたカードと異なるスートでその数字未満のカードを追加してプレイすることができます。
全員がカードを出したならば、リードスートでもっとも大きい数字を出したプレイヤーがトリックを獲得します。
この際、リードスートと同スートのカードは引き取らず、ゲームから除外します。リードスート以外のカードはすべて裏向きにして、自分の手元に置いておきます。
誰かの手札がなくなったら、そのトリックでラウンド終了です。
獲得したカードと残った手札のカードの数字がそのまま失点になります。
人数ラウンド行い、もっとも失点が少ないプレイヤーの勝利です。
わかりやすく盛り上がるトリックテイキング
トリックに勝つことに利点はないため、できるだけトリックを取らないようにするトリックアボイダンスのゲームです。
今回は3人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで30分ほどでした。
ルールは多くないため、トリックテイキングの基本がわかれば、すぐに始められます。
ポイントは「仲良シカード」の存在で、これを利用していかに相手にマイナスを押しつけるかが盛り上がりどころです。
3の倍数を出すときに追加してカードが出せますが、必ずしもそれは相手に押しつけられるわけではありません。場合によっては自分のところに来る可能性もあるため、よく考えてプレイする必要があります。
リスクを考えて数字が小さいカードを出すのか、強気にいって数字が大きいカードを出すかで性格が現れそうです。
残った手札もマイナスになるため、積極的に仲良シカードを利用していかなければならないのも面白いです。
ほのぼのとした動物のイラスト(よく見ると物騒なものを……)ですが、なかなか殺伐とした内容のトリックテイキングゲームです。
フォローされなかった瞬間にドカッとマイナスが来ることが多いため、わかりやすく盛り上がれます。
タイトル | 仲良シふれんず |
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発行年 | 2022年 |
プレイ人数 | 3~4人 |
プレイ時間 | 20~30分 |
デザイナー | ぴよよ屋さん |
BGGリンク | 仲良シふれんず (Nakayoshi Furenzu) | BGG |