のびのびTRPG ザ・ホラーは、のびのびTRPGの続編に当たります。紙やペンといった筆記具がいらず、カードとダイスだけで遊ぶことができるTRPGです。ルールも難しくないので、事前にルールブックを読み込むといった作業も不要です。
のびのびTRPG ザ・ホラーについて
ルールは前作ののびのびTRPGとほぼ同じです。
ただ、タイトルにあるようにホラー要素が強くなっています。
最初に選べるPC(プレイヤーカード)は12種類です。これはランダムで選んでも良いですし、各自が好きなものを選んでも構いません。カードは両面ありますが、裏表の違いはイラストだけです。
のびのびTRPGでは、GM(ゲームマスター)は交代制です。
GMと場面PCを順番に行っていくので、全員がGMを行い、プレイヤーも行います。これを3周すると最後にラスボス的なクライマックスがあります。
ゲームのやり方は簡単で、GMが場面カードを1枚引き、読み上げます。そこにはどんなシーンかと何を行えばいいかが書いてあります。多くのカードには判定(ダイスを2つ振って○以上)といったものが書いてあります。中にはそのシーンに沿った演技(ロールプレイ)が要求される場合もあります。
判定に成功すれば光カード、失敗すると闇カードを受け取ります。光がプラス、闇がマイナスといった意味合いでなく、どちらも能力がアップするものが多いです。光、闇はあくまでも雰囲気です。全部マイナスカードを引いたからといってゲーム上、そこまで不利になることはありません。
GMを3回担当するとクライマックスに移ります。
ここでは全員が協力して最後の難関に挑戦します。これが成功できればハッピーエンド、もし失敗してもそれまでの伏線を活かして強引に成功させることも可能です。
新たに加わった要素
のびのびTRPGは基本的に3~5人用です。
けれども、ザ・ホラーには1人用ルール、2人用ルールも用意されています。
2人用ルールでは、それぞれPCを選んだ後にさらにNPCを用意し、GMが自分のPCとNPCを使い、場面PCをサポートします。NPCはあくまでもサポートで場面PCにならないので、光カードや闇カードは得ません。
これを通常通り3週行ってから、クライマックスの判定を行います。
1人用ルールでは「カードをもとに物語を書く」といった、他とは違う遊び方になります。
場面カードを引き、通常の流れで判定をして、その結末を踏まえて短文を書きます。それを繰り返し、場面カードを5回行ったらクライマックスカードを引きます。
クライマックスでは判定を行わず、物語の山場として執筆します。
そこまで終わったらエンディングをつけ加えておしまいです。
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