再販されたシヴィライゼーションの拡張が届いたので、さっそく遊んでみました。ルール説明だけで2時間かかる長丁場でしたが、何とか最後まで遊びきることができました。
シヴィライゼーション(2つの拡張含む)
以前、途中まで遊ばせてもらったときに面白かったので、自分でも基本は買っていたのですが、そのまま未プレイで積んでいました。拡張が再販されたのをきっかけに一念発起し、遊んでみました。
今回は3人で遊び、一からルール説明をしていきました。わたしがプレイしたのも確か日本語版が出る前だったので、もう5年以上前でほとんど覚えていませんでした。
遊ぶ前に一通りルールには目を通していたのですが、それでもどの部分でどのルールを参照するかで多少手間取りました。理想的にはあらかじめ説明する順番を決めておくことですが、戦闘以外の部分はほとんど基本で説明して、そこから追加を後から足していっても大丈夫かもしれません。
余裕があれば、拡張を全部含めたフェイズごとにできることをまとめたサマリーなども作ろうかなと思っています。
というわけで、どんなゲームかも分からないままに、ランダムで担当国を決定しました。
スペイン、インド、アステカの3カ国に決定し、わたしはアステカのモンテズマを担当しました。
拡張が入り、選択肢がかなり増えたのですが、各フェイズごとに見ていくと、やるべきことはそこまで難しくありません。フェイズは、
- ターン開始
- 商業
- 都市運営
- 移動
- 研究
の5つに分かれています。
ちなみにターンサマリーが付属しているので、それを見ればある程度流れは分かります。ただし、拡張を入れることで、そこに書かれていないいくつかの要素が加わります。
ゲームは終始、スペインのペースでした。
マップタイルをめくって建物を得て、さらに効果で部隊カードも入手して、次々と部族を撃破していきます。そのままどんどん戦力を伸ばしていき、気づいた頃にはもう手がつけられない状態でした。
わたしは都市の場所選びに失敗し、なかなか商業力も生産力も上がりません。
そんなときに、さっそくスペインにアステカの都市が落とされます。
それを横目にインドが「わたしは内政を上げたいのに!」といいつつ、軍備を整え始めます。「こんなことしたくない……」と泣く泣く軍拡していくインドの横で、我がアステカの同胞たちはどんどん敗退していきます。
結果、スペインの猛追を抑えることができず、アステカの首都が落ちてゲームが終了しました。
シヴィライゼーションには勝利条件が4つあります。
- 文化的勝利
- 技術的勝利
- 経済的勝利
- 軍事的勝利
他プレイヤーの首都を落とすというのは、この軍事的勝利に当たります。
軍拡をする以外にも勝利する道があるので、いろいろな戦法が考えられるのですが、今回はあまりにもスペインが軍事特化して短期決戦になりました。6歩移動で飛び込んでくるので、こちらとしても対処のしようがありませんでした。
終了時の段階で、2人のプレイヤーがレベル3の技術1つだけ、もう1人はレベル3の技術なしという状態だったので、思いの外早く終わり、プレイ時間は2時間ほどでした。
複雑なゲームですが「いろいろ試してみたい」と思わせるだけの深さがあります。ただ、プレイ時間がかなりかかるので、トライアンドエラーで繰り返し遊ぶのはなかなか難しそうです。近いうちに、また遊んでみたいです。
ウボンゴ
シヴィライゼーションが思ったより早く終わったので(といっても4時間以上かかっているのですが)、最後に何か軽いものをとウボンゴを遊びました。
こちらも最近日本語版が出ましたが、わたしが所有しているのはドイツ語版です。ちなみに言語依存は一切ありません。
決められたピースを使って、パズルを埋めていくというシンプルなゲームです。今回はわたし以外初プレイでしたが、いきなり4ピースから始めました。
4ピースは、できるときはできるのですが、ひらめかないときは全然できません(笑)
今回、初プレイの方が黄色い宝石と暗い黄色い宝石を同じものと勘違いしており、そのおかげでわたしが勝つというまさかの結末でした。
プレイ時間が短く、適度に頭も使うのでちょっとした合間に遊ぶのにちょうどいいゲームです。