オーディンの祝祭の得点計算で気になるところがあり、Tweetしたところ、いろいろな方から意見をいただきました。意見が2つに分かれたのですが、結果として「最終収入を2回するわけではない」ということにまとまりました。
オーディンの祝祭の最終収入
そういやオーディンの祝祭の得点計算の「最終収入」てどういうことなんだろ。得点計算前に普通に収入があるはずだから、銀貨の欄で事足りると思うのだが。#boardgamejp
— ゴクラクテン (@gokurakuten) 2016年11月3日
オーディンの祝祭のスコアシートには「最終収入」という項目があります。この点がはっきりしなかったため、以前遊んだときには無視して何も記入していませんでした。
しかし、いろいろなツイートを見ていくうち「得点計算時にもう1度最終収入分の得点が入る」という声を見かけました。
オーディンの祝祭は12フェイズがあり、最終ラウンドでは9フェイズまでを実行します。収入は7フェイズにあります。
そのため、7フェイズで収入を得て、得点計算時にさらに最終収入分の得点が得られるという考えがありました。つまり、最終ラウンドは2回分の収入があるということです。
それに対し、もう1つの意見はスコアシートにある最終収入は単に最終ラウンドで銀貨を配る代わりに記入するというものでした。最終ラウンドはプレイヤーの収入も増え、配るのが面倒な上に足りなくなる恐れがあるため、それを防ぐために記入しようとする考えです。
様々な意見をいただく
オーディンの祝祭。最終ラウンドは通常収入の他に、さらに収入金額が得点として入るっぽい。だとすると、昨日の得点はもっと高かったな。#boardgamejp
— ゴクラクテン (@gokurakuten) 2016年11月4日
わたしのツイートがリツイートされ、そこからさらにさまざまな意見をいただきました。
それを踏まえた結果は、最終ラウンドに収入が2回あるわけではないというものです。前述したところの後者が正しく、最終ラウンドは銀貨を配らずに記入するのが正しいようです。確かに最終ラウンドで大量に銀貨をもらっても、ほとんど使う場面はありません。せいぜい饗宴や特定の職業くらいでしょう。そうなると、配る手間を省くというのも理解できます。
日本語ルールには、
このカテゴリーで得点を得るために銀貨を支払う必要はなく、その金額を得点計算シートの「最終収入」の項に記入します。
と記述してあります。
これを読んだとき「支払うってどういうことだろ?」と思ったのですが、どうやらストックからそれぞれに支払うという意味のようです。つまり、「最終ラウンドは各自に銀貨を配るのではなく、ここに記入すればいいよ」という意味ですね。
詳しい説明がないと、ちょっとこの欄は分かりづらいなと思います。そもそもこの項目がなければ、こんな混乱も招かなかったのにと思わずにいられません。
最終収入が2回あるとなると、かなりお金に重視したプレイになりかねません。10点後半から20点以上が入る可能性が十分にあります。
いずれ公式に発表があるかもしれませんが、せっかくいろいろな意見をいただいたいので、ここにまとめておきたいと思います。
オーディンの祝祭。頂いた意見をまとめると、最終ラウンドの収入は銀貨を配るのではなく、ただスコアシートに記入する。ただし饗宴の支払いなどに使う場合は銀貨で配っても良い。こんな感じかな。#boardgamejp
— ゴクラクテン (@gokurakuten) 2016年11月4日