「パレオ ~人類の黎明~」は1~4人用の協力ゲームです。プレイヤーは石器時代を生きる部族の一員として、過酷な環境を生き延びながら目的の達成を目指します。
パレオ ~人類の黎明~について
パレオにはさまざまなレベルが用意されています。レベルに合わせてカードを組み合わせ、デッキを作ります。そのため、レベルが変わることで見たことがないカードが登場します。
カードの裏面のデザインが何種類かあり、どういったカードが出やすいかの傾向がわかります。
デッキを作ったら各プレイヤーに均等になるように配ります。
ゲームの流れ
パレオでは終了条件を満たすまで昼フェイズと夜フェイズを繰り返します。
昼フェイズ
デッキからカードを3枚引き、裏面を見てその中の1つを選びます。残り2枚は中身を見ずにデッキに戻します。
全員が選んだカードを一斉公開してアクションを解決します。
カードには複数のアクションが描かれており、そのうちの1つを選んで実行します。自分のアクションを実行せずに、他のプレイヤーを助けることもできます。
アクションでは資源を獲得したり、道具を製作したり、危険を乗り越えたりします。その際、人物カードや道具に描かれたアイコンの数を参照します。
カードによってはダメージを受けることがあります。ダメージが人物カードのライフを越えると、その人物は死亡します。
これを全員のデッキがなくなるまで繰り返します。
夜フェイズ
人物カード1枚につき食料1つが必要です。足りない場合は、ドクロトークンを1つ受け取ります。
試練カードの条件を達成します。達成できない場合、ドクロトークンを受け取ります。
先ほど使われたカードをシャッフルして新たなデッキを作り、再び各プレイヤーに均等になるように配ります。
ゲームの終了
壁画タイルを5枚獲得して完成させるとプレイヤー側の勝利です。
ドクロトークンを5つ取ってしまうと敗北です。
協力して石器時代を生き延びる
壁画タイル5枚を集めることが目的なのですが、最初はどうすればタイルが手に入るのかわかりません。
そのため、序盤はとにかく生き延びるための食料や道具を集めながら勝利条件を模索することになります。
今回は3人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで1時間半ほどでした。
基本的にはカードの裏面3枚を見て、その中の1つを選んで実行の繰り返しです。
ゲーム中、効果によってデッキからカードを捨てることになるのですが、その際は裏向きのまま捨てます。そのため、1回ですべてのカードが見られるわけではなく、何度かデッキを回さないと全貌がつかめないようになっています。
条件の達成にはアイコンを参照するため、人物を集めたり、道具を作ったりすることでアイコンを増やしていきます。
そうして困難を乗りきることで、壁画タイルが手に入るようになっています。
運要素がそこそこあり、目当てのカードが引けるかどうかで難易度がだいぶ変わってきます。
さまざまなレベルが用意されているのは歓迎なのですが、そのせいで準備と片付けが大変になっています。毎回カードを種類ごとに分類しておく必要があるため、何度も遊ぶとなるとなかなか面倒です。
また、立体的なコンポーネントの雰囲気もいいのですが、箱にしまうにはいちいち解体しなければなりません。
決して悪いゲームではないと思うのですが、そこまでピンときませんでした。
タイトル | Paleo |
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発行年 | 2020年 |
プレイ人数 | 1~4人 |
プレイ時間 | 45~60分 |
デザイナー | Peter Rustemeyer |
BGGリンク | Paleo | BGG |