2022年01月から06月までに遊んだゲームの中で、印象に残ったゲームを5つ、ピックアップしました。BGA(Board Game Arena)などのオンラインで遊んだゲームも含めています。
2022年上半期に遊んだゲームは、のべ125タイトルでした。
2022年上半期ピックアップ 5選
グランドオーストリアホテル拡張レッツワルツ

「グランド・オーストリア・ホテル」の拡張セットです。
5種類のモジュールが入っており、自由に組み合わせて加えることができます。単体でも入れることができ、すべてを入れることもできます。
大きな変更点として、シャンパンのトークンが加わり、ホテルの部屋に案内する代わりにボールルームに送れるようになりました。
従来ネックだった手番順に対しても調整があり、スタートプレイヤーを取るアクションがあるモジュールもあります。
もともと完成度が高いゲームですが、選択肢が増えてさらに展開が多様になりました。ただ、その分要素も増えているため、いきなりすべてのモジュールを加えるのは大変そうです。

ブライアンボル

ドラフト・トリックテイキング・エリアマジョリティを組み合わせたゲームです。
まずドラフトを行って手札を決めます。その後、トリックテイキングの要領でカードを順番に出し、その結果によってボード上の町を支配していきます。
基本的にはトリックに勝ってマップ上にディスクを配置していくのですが、トリックに負けると資源やお金がもらえるため、勝つか負けるかの選択が悩ましいです。
派手さはありませんが、いろいろなところで選択の悩ましさがあります。ドラフトで手札を決める上に、トリックに勝っても負けても意味があるため、プレイングに納得感があります。

アークノヴァ

2022年話題作のひとつです。
5つのアクションカードを使い、自分の動物園を建設していきます。
200枚以上のユニークカードにボード上のパズル要素、解放されていく能力と盛りだくさんな内容になっています。
1人・2人で遊んでみましたが、どちらも楽しめました。考えることが多いため、多人数で遊ぶとダウンタイムが気になりそうです。

アニマナイズ

3~4人用のトリックテイキングゲームです。
切り札あり、マストフォローのトリックテイキングです。動物カードという特殊なカードがあり、リードか、リードスートをフォローできないタイミングでしか出すことができません。
動物カードは1トリックに1枚しか出せないため、すでに動物カードが出ているときに手札が動物カードしかないとゲームから脱落してしまいます。
1トリック1点で動物カードは数字がそのまま得点です。ただし、動物を取りすぎてしまうと乱闘してしまい失点になってしまうため、バランスが求められます。
細部のルールまでよく考えられており、トリックテイキング好きにはぜひ遊んでほしいゲームです。

カーネギー

アンドリュー・カーネギーの人生にインスパイアされた1~4人用のゲームです。
スタートプレイヤーが選んだアクションを全員が実行していきます。そのため、相手がアクションできないタイミングを見極めることでアドバンテージを取ることができます。
4種類あるアクションのうち、1つを実行するのが基本なのでやること自体はわかりやすいです。ただし、どう進めていけばいいのかは初めはなかなかわかりづらいかもしれません。
あらかじめすべての情報が公開されており、運要素はありません。相手の選択によって自分のアクションが決められてしまうため、しっかりインタラクションもあります。

その他のゲーム
他に印象に残っているゲームとしては「ゴーレム」があります。さまざまなパラメーターを上げていき能力を開放していく情報量が多めのゲームでした。
手軽にできるドラフトゲームとして「ワーリング・ウィッチクラフト」もよかったです。まだソロでしか遊んでいませんが「スリー・シスターズ」も重量級の紙ペンゲームとして面白かったです。
それから「リビングフォレスト」をBGAで何度も遊んでいます。こちらも手軽にできるデッキ構築+バーストといった感じで、日本語版が発売されたら人気が出そうですね。