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【2022年度版】おすすめの国産トリックテイキング 10選

同人トリックテイキングゲーム
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近年、続々と国産(同人)のトリックテイキングが登場しているため、今回はその中でのおすすめを10タイトル紹介します。その他にも個性的なゲームを5つ紹介しています。

おすすめの国産トリックテイキング

妖怪セプテット

トリテの妖怪セプテット

もともとは「七つの紋章、七つの部族」「セブン」として発売されていたゲームで海外版のリメイクがこの「妖怪セプテット」です。

カード構成に特徴があり、7スートそれぞれが数字の幅が異なります。たとえば、緑のスートはA~7まであり、青のスートは7~13といった感じで、全スートの数字構成が違います。

ゲームの目的はその中の「7」(ボス妖怪)を集めることです。

7つのうち、4つ以上のボス妖怪を獲得すれば勝ちですが、その前に7トリック取ってしまうと負けてしまいます。勝ちすぎると負けてしまう独特なプレイ感が味わえます。

ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 3~4人

妖怪セプテット 紹介

モンスカート

ボードゲームのモンスカート

「モンスカート」はトランプを使った代表的なトリックテイキングである「スカート」を遊びやすくアレンジしたゲームです。

スカートはビッドがややこしく、カードの強さも慣れるまではわかりづらいです。モンスカートは専用ボードを使うことでビッドをわかりやすくして、取るべきカードもカードに得点を書くことで目的が明確になっています。

獲得した得点カードは公開されているため、カウンティングの負担も減っています。

スカートの難解な点が上手く噛み砕かれており、なおかつエッセンスは残っているため、しっかりトリックテイキングを楽しむことができます。

ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 2~5人

モンスカート 紹介

ポンプ消防隊

トリテのポンプ消防隊

「ポンプ消防隊」はさまざまな課題達成を目指すトリックテイキングゲームです。

ゲームは切り札あり・マストフォローのトリックテイキングで、各自で課題達成を目指します。課題は「○トリック目を獲得する」「1トリックも取らない」などなど、さまざまです。

そのラウンドでの課題とゲームを通して達成すべき課題の2種類があり、どこから達成しても構いません。そのため、ラウンドの途中で方針を変えることもできます。

コンポーネントも非常に凝っており、国産ながら箱はすべて英語表記で和訳が外側に別袋で貼り付けられています。和訳付きの小箱ゲームを買ったことがある人ならば、思わずにやっとしてしまう仕掛けです。

ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 4~5人(3人用ヴァリアントもあり)

ポンプ消防隊 紹介

アメリカンブックショップ

ボードゲームのアメリカンブックショップ

「アメリカンブックショップ」は本をテーマにしたトリックテイキングゲームです。各スートにさまざまな本のタイトルが書かれています。

通常のマストフォローのトリックテイキングでは、数字がもっとも大きい人がトリックを獲得します。このゲームではプレイされた数字を合計していき、規定数を超えた場合もトリックが取れます。

そのため、全員が出す前にトリックを取ることがあります。合計が規定数に届かなければ、数字がもっとも大きい人が勝ちます。

さらに得点計算でプラスになるのは自分が最多で持っているスートだけです。最多スートは1枚1点、他のスートは1枚マイナス1点になります。最多が同点の場合はどちらもマイナスです。

強いカードを持っていてもトリックに勝てるわけではないのが新鮮でした。

ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 3~5人

アメリカンブックショップ 紹介

キャットインザボックス

カードゲームのキャットインザボックス

「キャットインザボックス」はカードにスートが書かれていないのにも関わらず、4スートあるめずらしいトリックテイキングゲームです。

カードをプレイする際は「これは赤です」といった感じでスートを宣言して出します。すると研究シートの対応するマスにチップが置かれ、そのカードがすでに使われたことが示されます。以降そのカードはプレイできません。

マストフォローですが、カードにスートがないため、リードスートをフォローせずに別のスートを言うこともできます。その場合、プレイヤーカードによって自分はもうそのスートを持っていないことを示します。

どんどんカードがプレイされていくと、手札のカードに矛盾が生じる場合が出てきます。こうなるとパラドックスが発生したことになり、その人は失点となります。

かなり独自性があるゲームです。トリックテイキングが好きならば、1度は遊んでみたほうがいいです。

ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 3~4人(製品版は2~5人)

キャットインザボックス 紹介

ヒーフー

カードゲームのヒーフー

「ヒーフー」は全9トリックのうち、ちょうど2トリックだけ取ることを目指すトリックテイキングゲームです。

切り札なし・マストフォローのトリックテイキングで、2トリック獲得したならば、ラウンド表に自分のコマを立てて置きます。3トリック取ってしまうと脱落となる、先ほど立てたコマを倒します。

得点を獲得できるのは2トリック取った人だけで、それ以外はすべて0点です。つまり、取らなくても取り過ぎても0点になってしまいます。

奇をてらったルールはないものの、どのタイミングでトリックを取るかがとても悩ましいゲームです。

ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 4~5人

ヒーフー 紹介

トリックテイカーズ

ボドゲのトリックテイカーズ

「トリックテイカーズ」は全員が異なる勝利条件を目指すトリックテイキングゲームです。

ラウンド開始時にキャラクターカードを選び、その目標達成のためにトリックを行います。そのため、一緒にゲームをしながらも目的は異なる非対称型のゲームとなっています。

手札が5枚しかないため、いきなりクライマックスのような展開が楽しめます。全員が異なる能力を持っているため、それを踏まえたプレイングが要求されます。

ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 2~5人

トリックテイカーズ 紹介

シャーデンフロイデ

ボードゲームのシャーデンフロイデ

「シャーデンフロイデ」は、とにかく2番目を目指すトリックテイキングゲームです。

トリックに勝つのはフォローできているカードの中で2番目に大きい数字を出したプレイヤーです。トリックに勝つと出したカードとフォローできていないカードを獲得します。獲得したカードに同じ数字のペアができると、それらを捨てなければなりません。

ラウンド終了時、獲得したカードの数字分だけ得点を獲得します。得点はボードを使って記録し、誰かが40点以上になるとゲーム終了です。40点以上になると脱落のため、40点未満でもっとも得点が高い人が勝利します。

トリックに勝つためには2位を、ゲームに勝つためにも2位を目指す、かなり独特なゲームです。トリックに勝たないと得点は増えませんが、勝ちすぎると脱落というのが悩ましいです。

ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 3~5人

シャーデンフロイデ 紹介

アニマナイズ

ボードゲームのアニマナイズ

「アニマナイズ」はサーカスのメンバーを集めるトリックテイキングゲームです。

4スートの数字カードの他に、2~8までの動物カードがあります。動物カードは4スートに属さないため、リードで出すか、リードスートをフォローできないときしか出すことができません。

動物カードはリードスートと同じスートとして扱われるため、数字が大きければトリックに勝ちます。また、動物カードは1トリックに1枚しか出せないため、もし手札が出せなくなってしまった場合にはゲームから脱落します。

1トリック1点で、動物カードは数字がそのまま得点です。ただし、乱闘ポイントが設定されており、それを上回ってしまうと動物同士が乱闘してマイナスになってしまいます。

動物カードは高得点なので欲しいところですが、取りすぎるとバーストしてしまう悩ましい存在となっています。

ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 3~4人

アニマナイズ 紹介

スポーツフェスタ

ダイソーカードゲーム

サンリオキャラクターズ「スポーツフェスタ」は100円ショップのダイソーで買えるトリックテイキングゲームです。

サンリオとダイソーのコラボ商品で、カードにはマイメロディや、けろけろけろっぴ、ハローキティといった人気キャラクターが描かれています。

スートは「すいえい」「なわとび」「かけっこ」の3種類です。「すいえいの勝負だからかけっこでは勝てない」というフレーバーがマストフォローを上手く表現しています。

マストフォローのトリックテイキングなのですが、トリックに勝つ以外にも特別賞で得点が入るため、手札が弱くてもしっかり勝負になります。

このクオリティのゲームが110円で買えるのは驚きです。

ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 2~5人

サンリオキャラクターズスポーツフェスタ 紹介

こんなトリックテイキングも

ブレーメン

カードではなくコマを使った協力型トリックテイキングゲーム。

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1枚のカードに白の数字と黒の数字の2つの数字が書かれている。

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カードにチップを置いて数字を変える。

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続々新作が登場するジャンル

数年前に比べるとトリックテイキングゲームはだいぶ普及が進んだように感じます。

毎年いくつもの新作が登場して、そのたびにまだこんなやり方があったのかと感心することも多いです。

今後、どういったゲームが登場するのか楽しみですね。

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ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。