ボードゲーム

【2021年度版】オススメのトリックテイキングゲーム 15選

トリックテイキング
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今回はカードゲームの一種である、トリックテイキングゲームの紹介です。トランプを使ったものから、オリジナルのカードを使ったものまで、15種類を紹介します。

この記事は、Trick-taking games Advent Calendar 20211日目のエントリー記事です。

おすすめのトリックテイキング

ザ・クルー

トリテのザ・クルー

トリックテイキングを広く普及したゲームの1つです。

協力型のトリックテイキングで、コミュニケーション禁止の中、50のミッションに挑みます。エッセンシュピール2019のスカウトアクションで注目を集め、日本語版も発売されました。

続編にあたる「ザ・クルー 深海に眠る遺跡」が早くも登場しています。同じくらいのレベルの人同士で遊ぶのがおすすめです。
ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 2~5人

ザ・クルー 紹介

ペッパー

ボードゲームのペッパー

トリックを取らないことを目指すトリックアボイダンスのゲームです。

常に公開状態のペッパーカードがポイントで、いくらトリックを取ってもその色のペッパーカードさえ取らなければマイナス点になりません。

プレイ人数によって、かなりプレイ感が変わります。少ないほどヒリヒリとしたゲームになりやすいです。
ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 3~9人

ペッパーで考えるトリックテイキング

ウィザード

ボードゲームのウィザード

手札が1枚からスタートして、ラウンドごとに1枚ずつ増えていくオーヘルタイプのゲームです。

ゲーム開始時に、自分が何トリック勝つかのビッドを行い、予想を当てないと得点になりません。外れると、差分だけマイナスになってしまいます。

特殊効果やルールをつけ加えたスカルキングも人気があります。
ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 3~6人

ウィザード 紹介

フォッペン

カードゲームのフォッペン

独特なゲームを作ることで有名なフリードマン・フリーゼによるトリックテイキングです。

トリックの中で、もっとも小さい数字を出したプレイヤーがフォッペン(愚か者)となり、次のトリックに参加できなくなります。残った手札はすべてマイナスのため、できるだけ手札を出し切ることを目指します。

トリックテイキングの中ではめずらしい先に上がることが目的のゲームです。
ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 4~8人

フォッペン 紹介

知略悪略

知略悪略

4スートのうち、2スートのカードを多く取ることを目指すトリックテイキングです。

獲得したのが1スートだと0点、2スートだとそれぞれの枚数を掛け合わせる、3スートだと多い2色をかけあわせてもう1色で割る、4スートだと2色を掛け合わせもう2色の合計数で割ります。

獲得したカードが1枚増えるだけで、大きく得点が上下するゲームです。
ゲームの種類 メイフォロー
プレイ人数 4~6人

知略悪略 紹介

スティッヒルン

手札の中から自分のマイナスカラーを1枚決めます。その色のカードを獲得すると、数字分だけマイナスになってしまいます。

手番で何を出してもいいメイフォローのルールなのですが、リードスート以外はすべて切り札になるため、勝ちたくなければフォローして負ける必要があります。

マイナスカラーは取りたくないのですが、それ以外が1枚1点のため、トリックを取らないことには勝てません。
ゲームの種類 メイフォロー
プレイ人数 3~8人

スティッヒルン 紹介

マシュマロテスト

カードゲームのマシュマロテスト

ライナー・クニツィアのブードゥー・プリンスのリメイクです。

規定数のトリックを獲得するとゲームから抜け、そのとき残っているプレイヤーの数だけ得点が入ります。そのため、できるだけ後まで残っておきたいのですが、最後まで残ると0点になります。

特殊効果がなくなり、よりシンプルなルールになりました。何人で遊ぶ場合もすべてカードを使用するため、カウンティングがしづらくなっています。
ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 2~5人

マシュマロテスト 紹介

ジキルとハイド

ボードゲームのジキルとハイド

2対2のチーム戦で行うトリックテイキングです。

2スートあり、スートごとに背面のデザインが異なります。ジキルチームとハイドチームに分かれ、手番では自チームのカードを出すのですが、出す人を指定することができます。

カードのデザイン、プレイの仕方、得点方法など、すべてがかなり独特なゲームです。
ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 3~4人

ジキルとハイド 紹介

アメリカンブックショップ

ボードゲームのアメリカンブックショップ

国内サークル「倦怠期」の作品です。

マストフォローのトリックテイキングなのですが、プレイされたカードの合計値が規定値を上回った場合もトリックを取ることができます。

最強のカードでもトリックに勝てないめずらしいルールです。得点方法も独特で、お互いにルーズルーズな展開になりやすいです。
ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 3~5人

アメリカンブックショップ 紹介

スリートリックス

トランプのスリートリックス

トランプを使った4人用のトリックテイキングゲームです。

13トリック中、3トリック取ると最高点になり、それ以上取るとマイナス点になってしまいます。4人中3人が3トリックを取ると、必ず1人失敗するようになっているのがニクいです。

トリックを取るか取らないかの判断が重要なゲームです。シンプルなルールでトランプで遊べるため、トリックテイキングが気になっている人にもおすすめです。
ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 3~5人

スリートリックス 紹介

獅子と狛犬

2対2対2で戦う6人専用ゲームです。ラウンド開始時、ディーラーがプラスゲームかマイナスゲームかを決めます。

プラスゲームでは、ペアのうち大きいほうから小さいほうを引いた得点がプラス点になります。マイナスゲームでは、小さいほうから大きいほうを引いた数が得点になります。(マイナス点になります)

プラスゲームならば片方だけが得点を取ること、マイナスゲームならば同じくらい得点を取ることを目指すのですが、相談は禁止です。

創作ゲームのため、4スート、1~18まであるカードを用意する必要があります。ペッパーで対応可能です。
ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 6人

獅子と狛犬 紹介

シュナプセン

トランプのシュナプセン

トランプを使った2人用のトリックテイキングゲームです。

最初はメイフォローなのですが、途中からマストフォロー、マストウィン、マストラフに変わります。切り札の交換、マリッジの宣言、クローズ、勝利宣言など独特な要素が多い慣れた人向けのゲームです。

最初ルールを読んだ段階では「?」となりますが、だんだんと面白さがわかってきます。2人用トリックテイキングの最高峰のひとつではないでしょうか。
ゲームの種類 メイフォロー・マストフォロー
プレイ人数 2人

シュナプセン 紹介

スカート

19世紀に登場した3人用のトリックテイキングゲームです。専用デッキがありますが、トランプで遊ぶことができます。

ビッドで勝った1人がソロイストとなり、目標達成を目指します。残り2人は協力して、目標達成を阻害します。ルール量が多く、決してハードルは低くないですが、理解できれば1プレイで何時間でも遊べるゲームです。

ドイツでメジャーなゲームのため、スマホ用アプリなどもたくさんあります。
ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 3人

スカートのビッドについての解説

ドッペルコップ

ドッペルコップ

トランプを使った4人用のトリックテイキングゲームです。

ラウンドごとに2対2のチーム戦になったり、1対3の非対称ゲームになったりします。かなり複雑なゲームなのですが、初めて遊んだときに衝撃を受けて、それから少しでも広まればと入門用の記事まで書きました。

1プレイ4時間以上かかりますが、すでに何度も遊んでいる大好きなゲームです。
ゲームの種類 マストフォロー
プレイ人数 4人

ドッペルコップ 入門

オーソドックスなものから特殊なものまで

オーソドックスなルールのものから、かなり特殊なルールのものまで15種類のトリックテイキングを紹介してきました。

トランプさえあれば、たくさんのゲームが遊べるため、興味がある人は、ぜひ一度プレイしてみてください。

トランプゲームのまとめ
トランプゲーム一覧(65種類)現在、サイト上で紹介している主なトランプゲームの一覧です。 ルールの難易度を5段階で表しています。(最終更新日2021年12月14日)...
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ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。