ハイパーロボットはボード上のロボットをゴールまで移動させるのに何手かかるかを頭の中で考えるゲームです。ボードを見ることさえできればいいため、同時に何人でも遊ぶことができます。作者はチャオチャオ、ガイスター、ハゲタカのえじきなどを手がけたアレックス・ランドルフです。
ハイパーロボットについて
4分割されたボードを組み合わせて1つのゲームボードにします。ボードには四角いマスが書かれており、いくつかのマスには壁とマークが書かれています。
赤、黄、緑、青の4色のロボットを適当な位置に置きます。
目的地チップをめくったらゲームスタートです。
目的地チップにはボード上にあるマークが書かれています。
対応する色のロボットをそのマスに移動させるのに何手かかるかを頭の中で考えます。
- ロボットは壁や他のロボットにぶつかるまで一直線に動く。(途中では止まれない)
- 目的地チップと関係ないロボットを動かしても良い。
ゴールまでのルートが分かったら、それにかかる手数を「10手」のように宣言します。最初に宣言した人は砂時計をひっくり返します。
他のプレイヤーはその宣言よりも少ない手数でいけるかどうかを探します。もし思い浮かんだら「9手」「8手」のように宣言していきます。
砂時計の砂が落ちきったら終了です。
宣言した人の中で、もっとも少ない手数を宣言した人が実際に駒を動かして確かめてみます。それで成功すれば得点として目的地チップを獲得します。
できなかったら次に少ない手数の人がルートを確認してみます。間違ったり、失敗したりしても特にペナルティはありません。
これを繰り返し、誰かが規定枚数のチップを獲得すればその人の勝利です。
短時間でかなりの疲労感
頭の中でルートを構築する必要があり、かなりの疲労感に襲われます。
6手、7手くらいならば覚えていられるのですが、20手を越えたりすると自分でもどうやってたどり着けたのか分からなくなってしまいます。
ルールはシンプルなのですが、とにかく集中して考える必要があるため、短時間でどっと疲れます。
得手不得手がハッキリでるゲームで、何度も遊んでいる人にいきなり挑んで勝つのはほぼ不可能です。早い人は本当に早いですからね……。
マップとチップの組み合わせで、ほぼ無限に遊べるのでパズルゲームが好きな人にオススメです。同時に何人でも遊べるので、オープン会での空き時間にもちょうどいいです。
タイトル | Ricochet Robots |
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発行年 | 1999年 |
プレイ人数 | 1~99人 |
プレイ時間 | 30分 |
デザイナー | Alex Randolph |