Foothills(フットヒルズ)は瓦礫を除去して駅や線路を建てていく2人用ゲームです。5枚のアクションカードから1枚を選んで実行を終了条件を満たすまで繰り返します。
Foothills(フットヒルズ)について
8種類あるステーションカードから6つを選び、数字順に並べます。ステーションによって枚数が異なり、2~7枚で構成されています。
資源は鉄と石の2種類です。バッグに入れてシャッフルし6個を初期資源としてランダムにストックヤードに置いておきます。その後、さらにバッグにイベントキューブを入れます。
各プレイヤーは個人ボードとトークン類、5枚のアクションカードを受け取ります。
アクションカードは裏表で効果が異なり、裏の効果はプレイヤーごとに異なります。
各手番では以下のステップを順番に行います。
- アクションカードの選択
- アクションの実行
- 選んだカードを裏返す
- 終了条件のチェック
これを終了条件を満たすまで繰り返します。
以下のいずれかを満たすとゲームが終了します。
- すべてのステーションカードに車止めが置かれる。
- 労働者タイルを置かなければならないのに置けない。
最終得点計算を行い、勝利点が多いプレイヤーの勝利です。
どのアクションを選ぶかが悩ましい
資源を集め、ステーションカードにある瓦礫を取り除き、そこに駅や線路を建てていくというのが主な流れです。
駅が建てられるとそのカードのアクションスペースが解放され、測量士を移動させることでアクションが実行できるようになります。
路線すべてのステーションカードに線路が敷かれると車止めが置かれます。また、イベントによって第三者の労働者タイルが置かれてステーションが埋まってしまいます。この2つが終了トリガーです。
アクションカードは変更することができます。自分のアクションカードをストックにあるものと取り替えることができるのですが、それにより元あったカードは終了時ボーナスカードに変わります。そのため、自分の方針に合わせてカードを変えていく必要があります。
今回は2人とも初プレイでルール説明からゲーム終了まで1時間半ほどでした。
アクション選択が悩ましく、ほとんどの場合「これやると相手が得なんだよなぁ」となるので、渋々ながらアクションを選んでいきます。
カードによるさまざまな効果、それによるコンボ、リソース管理、ステーションごとのマジョリティ争い、手札構築などなど要素は多めですが、そこまで複雑ではありません。
カードにテキストがありますが、これはアイコン効果を説明しているだけなので、だいたいがアイコンで理解可能です。
ステーションカードやアクションカードのストックはゲームごとに変わるのでリプレイ性も高そうです。
非公開情報は得点チップだけなので、プレイ中のアドバイスもしやすいです。得点の取り方も1つじゃないので、いろいろ試してみたくなりますね。