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[ボードゲーム] ロール・フォー・ザ・ギャラクシー 紹介

roll for the galaxy
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ロール・フォー・ザ・ギャラクシーは、宇宙帝国の建立を競うダイスゲームです。レース・フォー・ザ・ギャラクシーのダイス版といった感じで、多くの共通点があります。

ロール・フォー・ザ・ギャラクシーについて

各プレイヤーはアクションを選ぶためのフェイズシートと最初のワールド、ダブルサイズのワールドを受け取ります。他にダイスを振るためのカップ、初期の白いダイスを受け取ります。

お金はプレイヤーマット上のコマで管理するため、トークンなどはありません。また、フェイズシートを隠すための衝立もあります。衝立はサマリーも兼ねています。

ゲームは終了条件を満たすまでラウンドを繰り返します。

各ラウンドは5つのステップに分かれています。

ラウンドの流れ

  1. 労働者ダイスを振る
  2. 労働者の配置
  3. 労働者の公開
  4. フェイズの実行
  5. 帝国管理

1.労働者ダイスを振る

自分のカップに入っているダイスをすべて振ります。

2.労働者の配置

衝立の内側で振ったダイスをフェイズシートに配置します。

実行したいフェイズ1つに対応する目のダイスを置きます。残りのダイスは対応する目の下に置いておきます。

各プレイヤーは「命令」という能力を持っています。これを使うことで1つをダイスに戻し、もう1つを好きな目として扱うことができます。

3.労働者の公開

衝立を外してフェイズシートを公開します。

このとき、誰も選ばなかったフェイズは実行されません。

ヴァリアブルフェイズオーダーを採用しています。

フェイズは以下の5種類です。

  1. 探査
  2. 発展
  3. 移住
  4. 生産
  5. 出荷

自分でそのフェイズを選ばなかったとしても、誰かがそのフェイズを選んでおり、なおかつ自分もそのダイスを持っていればアクションを実行することができます。

4.フェイズの実行

今回選ばれたフェイズを1から順番に行っていきます。

手番などはなく、全員同時に処理していきます。フェイズで使用されたダイスはプレイヤーマットに移します。

5.帝国処理

プレイヤーマットのダイスをカップに戻すためには1つにつき、1金が必要です。

ダイスを戻してお金がなくなったならば、フェイズ終了時に1金が補充されます。

ゲームの終了

終了条件は以下の2つです。

  • 誰かが12枚分のタイルを配置する。
  • 勝利点チップがなくなる。

そのラウンドを最後まで行い、最終得点計算をして、もっとも勝利点が高いプレイヤーの勝利です。

レース・フォー・ザ・ギャラクシーとの違い

ボードゲームのロール・フォー・ザ・ギャラクシー

コストを支払って、カード(タイル)をプレイしたり、出荷して勝利点を稼ぐというメインの流れはレース・フォー・ザ・ギャラクシーと同じです。

違いとしては、まずフェイズの順番が異なります。

レースフォーザギャラクシーでは消費してから生産の順番でしたが、ロールフォーザギャラクシーでは生産してから出荷の順番になっています。

作ったものを同じラウンドで消費できるので、より出荷がしやすくなっています。

もう1つはダイスの存在です。

ロールフォーザギャラクシーには7種類のダイスがあり、それぞれ目の構成が違います。

たとえば軍事(赤)は、「探査・1、発展・2、移住・2、ワイルド・1」となっており、生産と出荷の目がありません。

消費(紫)は「探査・1、発展・1、出荷・3、ワイルド・1」となっており、移住と生産がありません。

そのため、獲得するダイスを偏らせることで、特定のアクションを強化していくことができます。

この辺りはデッキ構築っぽいです。

また、タイルが両面仕様になっています。

ロールフォーザギャラクシーのタイルは、片面が発展、片面が惑星となっています。探査では、好きな方の面を選ぶことができます。

ダイス目に翻弄されながらアクションを選択

ボドゲのロール・フォー・ザ・ギャラクシー

最近レース・フォー・ザ・ギャラクシーをやったばかりだったので、比較的すぐにルールを飲み込むことができました。

ただ、そういった経験がないと、やはり1回では分かりづらいルールだと思います。

今回は3人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで80分ほどでした。

ダイスの目によってアクションの選択肢が決まるため、やりたいタイミングで、そのアクションができないもどかしさがあります。

ただし、1つを消費すれば、好きなアクションが選べるため、手詰まりになるようなことはありません。また、白以外のダイスにはワイルドの目が用意されているので動きが取りやすくなっています。

また、レース・フォー・ザ・ギャラクシーのような軍事力の概念もないため、そういう面では分かりやすいです。発展も移住も書かれている数字分のダイスを乗せれば完成です。

序盤はなかなかゲームが動かないのですが、だんだんとダイスが増えてくると、できることも派手になっていきます。

アクションが同時進行で行われるため、一度ルールを理解してしまえばテンポ良く遊ぶことができます。

繰り返し遊ぶことで、面白さが増していくゲームです。

タイトル Roll for the Galaxy
発行年 2014年
プレイ人数 2~5人
プレイ時間 45分
デザイナー Wei-Hwa Huang, Thomas Lehmann
BGGリンク Roll for the Galaxy | BGG
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宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。