ソレニアは昼夜の周期を失った惑星ソレニアを舞台に住民たちに商品を送り届ける1~4人用のゲームです。手番では手札のうち1枚をプレイして資源を得たり、都市に資源を送り届けたりします。各自が持っている16枚の山札をすべて使い切るとゲーム終了です。
ソレニアについて
5枚のタイルを組み合わせてマップを作ります。
中央に飛行船フィギュアを置きます。
各プレイヤーに個人ボードとカード1セットを渡します。カードは16枚あり、シャッフルして3枚を手札にします。
カードは中央に穴が空いているめずらしい形状です。上には0~2の数字が書かれており、下にはアイコンなどが描かれています。
個人ボードは両面仕様になっており、ルールによってどちらを使用するか決めます。
他に届けるべき資源の組み合わせが描かれた配達タイルを並べます。
手番では手札から1枚のカードをタイルに配置するだけです。
その際に、タイルとカードの組み合わせで、どの資源が何個もらえるかが決まります。カードが置けるのは飛行船の周辺か、すでに自分が配置しているカードに隣接する場所です。
都市にカードを置いた場合は資源をもらうのではなく、配達タイルを獲得します。タイルに書かれた資源を支払い、配達タイルを個人ボードの上下どちらかに置きます。
また、カードによっては上に飛行船のアイコンが描かれています。これをプレイすると飛行船が1マス前進します。これにより1番後ろにあったタイルが裏返って1番前に置かれます。このとき、タイルにカードが乗っていると捨てられるのですが、カード下部に描かれているものがもらえます。
配達タイルを置くことで個人ボードに書かれた特殊効果が解除されていきます。資源がもらえたり、ゲーム終了時のボーナスが増えたりします。
これを繰り返し、全員が16枚全部のカードをプレイしたらゲーム終了です。
最終得点計算を行い、もっとも勝利点が多いプレイヤーの勝利です。
見た目もよくプレイ時間もそれほどかからない
表面の個人ボードは能力が決まっているのですが、裏面はタイルによって各自の能力が変わるので、より慣れた人向けのルールになっています。
飛行船が進むことでゲームボードがどんどん変わっていく仕掛けが面白いです
最初は昼と夜半々なのですが、ゲームが進むとどちらかに偏っていきます。そうすると欲しい資源が得られなかったり、達成したいタイルが取れなくなったりと翻弄されます。青空から夜空にどんどん変化していくのは見た目にも楽しいですね。
カードをプレイする際も、そのときもらえるものを重視するのか、後々のことを考えて出すのかが悩ましいです。
今回は3人で遊んでみたのですが、ルール説明からプレイ終了まで1時間ほどでした。どのカードを出すかに悩ましさがあるので、短時間ながら密度の高い時間を過ごすことができます。
上級ルールだと選んだタイルによって戦略が変わってくるのでリプレイ性も高そうですね。