ザ・カメレオンは3~8人用の正体隠匿要素があるワードゲームです。全員がお題に関する言葉を連続で言っていくのですが、カメレオンはお題を知りません。そのため、上手く周りに合わせた発言をする必要があります。もしカメレオンの正体がバレても、お題が何かを当てることができればカメレオンの勝利です。
ザ・カメレオンについて
人数-1枚のコードカードにカメレオンカードを1枚足します。そうしてシャッフルして各自に1枚ずつ配ります。
コードカードにはダイス2つの組み合わせとアルファベット+数字の座標が書かれています。カメレオンカードにはカメレオンとしか書かれていません。
トピックカードには4×4の16個の言葉が書かれています。横列にはA~D、縦列には1~4が割り当てられており、コードカードを見ることで今回のお題がどれなのか分かります。
12面体ダイス(青)と6面体ダイス(黄)を振り、コードカードを参照して今回のお題を確認します。カメレオンも同じように確認するフリをします。
全員が言葉を思いつくまで、考える時間を設けます。
用意ができたらスタートプレイヤーから順番にお題に関連する単語を1つずつ言っていきます。この際、間隔が空いてしまわないように注意しましょう。自分が言おうとしていた言葉を他の人が言ってしまった場合、同じ単語を言っても大丈夫です。
話し合いを行い、誰がカメレオンか考えついたならば、全員で一斉に指さしを行います。得票数が同点だった場合は決選投票を行います。
もっとも得票が多かったプレイヤーは自分のカードを公開します。
それがコードカードならばカメレオンの勝利です。
カメレオンカードだったら、今度はカメレオン役の人がお題が何かを考えます。お題を当てることができればカメレオンの勝利です。お題を外せば、カメレオン以外の全員の勝利です。
お手軽な正体隠匿ゲーム
トピックカードが何十枚かある上に、自由に書き込めるホワイトボードもついているため、何度でも遊ぶことができます。
ダイス2つで直接キーワードを決めるのではなく、コードカードが2種類入っているため、どれが選ばれたかは簡単には分からないようになっています。
今回は5人で遊んでみました。
お題を決めて、単語を1つずつ言っていくだけなので、1プレイ数分で終わります。
ゲームのメインはちょうどいい単語を考えることです。
カメレオンがバレないように単語を考えるのはもちろん、他のプレイヤーも複数の言葉に当てはまるような、ちょうどいい単語を考えなければなりません。お題だけに当てはまる単語を言ってしまうと、簡単にバレてしまいます。
カメレオンになった場合、「前の人と同じ単語を言う」選択肢があるため、まったく思いつかないときでも何とかなります。(最初の手番のときは難しいですが)
正体隠匿要素はありますが、他のゲームのように嘘をついていく必要はないため、苦手な人でも遊びやすいです。1プレイ数分で終わるため、ちょっとした空き時間にもちょうどいいです。
タイトル | The Chameleon |
---|---|
発行年 | 2017年 |
プレイ人数 | 3~8人 |
プレイ時間 | 15分 |
デザイナー | Rikki Tahta |
BGGリンク | The Chameleon | BGG |