ティカルはジャングルの中を探検して、神殿を発掘したり、財宝を見つけたりする2~4人用のゲームです。AP制(アクションポイント制)になっており、手番では10APを自由に割り振ってアクションを実行していきます。
ティカルについて
土地タイルをアルファベット別に分けてシャッフルし、1つの山札にします。財宝チップをよく混ぜ裏向きにして置いておきます。
各プレイヤーは隊長コマ1個、隊員コマ18個、キャンプコマ2個を受け取ります。
ゲームボードはスタート地点の4マスだけが明らかになっており、あとはジャングルになっています。
手番では、まず土地タイルを1枚めくってボードに配置します。このとき、すでに置かれている土地タイルに隣接するように置かなければなりません。また、どこからも入れないような置き方はできません。
その後、10アクションポイントを使って自由に行動します。
アクションは1AP~5APまでさまざまで、隊員コマを移動させたり、神殿を発掘したり、キャンプを設置したりしていきます。
土地タイルをめくったときに火山のタイルが出ると決算です。
各プレイヤーは順番に10APを使ってから得点計算を行っていきます。所有している財宝チップと神殿でのマジョリティによって得点が入ります。
これを繰り返し、ボード上にタイルがすべて置かれたら、再び10APずつ行動をしてゲーム終了です。
最終得点計算を行い、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。
神殿が立体で雰囲気が抜群
1999年の登場したゲームですが、今回プレイしたのは新版の2016年度版です。
新版では神殿が立体コマになっており、発掘するたびにどんどん重ねていくので、雰囲気がとてもいいです。
得点源が神殿と財宝の2つしかないので、シンプルに感じますが、実際にやってみると10APを割り振るのがなかなか難しく、人によっては長考にハマってしまいそうです。
今回は4人プレイで、ルール説明から終了まで2時間半ほどでした。
財宝重視と神殿重視に分かれたのですが、神殿だけはかなり厳しそうでした。どちらか片方に注力するよりかは両方とも満遍なく取るのがよさそうですね。上の写真は終了時のもので、かなりの接戦に見えますが、実は1位だけがだいぶ先行しています。
また、プレイ中に困ったのが10APの使い方です。手番中、「あれ?今何ポイント使ったっけ?」となるので、今回は別にチップを10個用意して、それでカウントしていました。
そうでないと途中で「あ、やっぱさっきのなし」となったときに、それまで何ポイント使ったのか見失ってしまいます。
この辺り、みなさんはどうしているんでしょうか。
タイトル | Tikal |
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発行年 | 1999年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 90分 |
デザイナー | Michael Kiesling, Wolfgang Kramer |
BGGリンク | Tikal | BGG |