神殿コマが立体になったり、隊員コマが人型になった新版のティカルで遊びました。ジャングルを徐々に切り開いていくのが楽しいゲームです。
ティカル

隊員を率いてジャングルを探検していくボードゲームです。
アクションポイント制になっており、手番では10ポイントを自由に割り振って行動します。
アクションでは隊員をボード上に配置したり、隊員を移動させたり、神殿を発掘したり、キャンプを建てたりして、探検を進めていきます。
旧版はかなり前に遊んだことがあるのですが、新版は初めてです。
神殿が立体コマになっているので雰囲気がとてもいいです。発掘する度にどんどん積み重ねていくので、大きい建物は得点が高いというのも分かりやすいです。
手番ではまずタイルをめくり、それを配置するのですが、このとき火山がめくられると得点計算があります。
このやり方がちょっと特殊で、ひとりが手番を行う⇒得点計算⇒もうひとりが手番を行う⇒得点計算とった感じに個別に計算します。そのため、マジョリティを競う場合も同じエリアで何人かが1位になることもあります。
10AP(アクションポイント)あるというのがなかなか厄介で、手番に行える選択肢がかなり広いです。そのため、他のプレイヤーが何をするのかを考え出すとキリがなく、ついつい長考してしまうことがあります。
得点源は神殿のマジョリティと財宝トークンの2種類だけなのですが、それでも考えどころが多いゲームです。
今回は財宝に一切手をつけなかったプレイヤーがいましたが、やはり満遍なくどちらも取っているプレイヤーには追いつけませんでした。
タイルのめくりに左右される部分もありますが、じっくり考えて楽しめるゲームです。
セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド

6対のモンスターとバトルを行い、誰が1番得点を集めるかを競います。
手番では、
- 山札か場札から1枚引く。
- 場に1枚捨てて、山札か場札から2枚引く。
のいずれかを行い、1枚ずつ補充していきます。
カードは4色×4種類のアイコンで16種類あり、さらにオールマイティーを加えた全17種類です。
コマを進めていき、モンスターにたどり着くとバトルになります。
モンスターにはアイコンが描かれており、対応するアイコンのカードを多く出したプレイヤーから得点チップを獲得していきます。
自分の場には4色のカードを出すことができますが、アイコンが一致している必要があります。
そのため、先々のボスでどのアイコンを使うかを考えつつ、カードをプレイしていきます。
こう書くと、ごく真っ当なカードゲームですが、イラストのクセがかなりあります。独特なテイストな上、クレイジーな世界観のため、これだけでもう苦手な人も多そうです。
どれを選んでどれを捨てるかの選択や、周りの出し方を見て押すか引くかの選択があり、なかなか悩ましいゲームです。
イラストに抵抗がなければ、1度遊んでみてもいいかもしれませんね。

