ワードバスケットはひらがなが書かれたカードを使った2~8人用のゲームです。場にある文字で始まり、手札にある文字で終わるような言葉を言ってカードを出していきます。これを繰り返し、最初に手札を出し切ったプレイヤーの勝利です。
ワードバスケットについて
カードには「ひらがな1文字が書かれたもの」「あ行やか行といった行が書かれているもの」「数字が書かれたもの」があります。
すべてのカードをシャッフルして、各プレイヤーに5枚ずつ手札としてカードを渡します。
ゲームが入っていた箱をバスケットとし、その隣に残りのカードを山札として置いておきます。
誰かが山札から1枚をめくり、バスケットに入れたらゲームスタートです。
各プレイヤーは場にある文字で始まり、手札の文字で終わる言葉を考えます。思いついたら、それを声に出しながらカードをバスケットの中に入れます。手番などはないため、思いついた人からどんどんカードを入れていきます。
カードが出されるたびに場のカードが更新されていくので、あとは同じ要領でカードを出していき、最初に手札をなくしたプレイヤーの勝利です。
カードを出すルール
カードを出す際の単語は3文字以上である必要があります。また、最後の1枚は4文字以上で出さなければなりません。
単語をどうしても思いつけない場合は、リセットすることができます。手札をすべて表向きのままバスケットに入れ「リセット○枚」と言います。その後、山札から捨てた枚数+1枚を引きます。
手札が残り1枚になったら「リーチ」と言わなければなりません。これを言い忘れてカードを出してしまうとペナルティです。
ルールに違反していることを他プレイヤーに指摘されたら、そのカードを手札に戻し、さらに山札から1枚を引きます。
特殊なカード
ワイルド○
○に当てはまる数字の文字数の単語を言います。
7+の場合は7文字以上の単語を言います。
ワイルドライン
あ行、か行、さ行などと書かれているので、その行の言葉なら何でもOKです。
手番がないしりとりゲーム
しりとりがベースになっているので、普段ボードゲームを遊ばない人でもすぐにルールが理解可能です。
ルールだけ聞くと簡単そうに思えますが、実際にやってみると、どんどん場のカードが変わってしまうため、なかなか適切な単語が出てきません。
「リーチ」のルールが曲者で、言葉のことばかり考えていると、これを言い忘れてしまうことがよくあります。そうすると「リーチ言ってないからダメ!」と指摘され、また手札が増えてしまいます。
プレイ人数も8人まで対応しているので、老若男女どんな組み合わせでも遊べそうです。
ワードバスケットは10歳以上対象ですが、小さいお子さんを対象とした「ワードバスケット ジュニア」や「ワードバスケット キッズ」などもあります。