[書評] ダイスゲーム百科/ライナー・クニツィア

以前、トランプゲームについての書籍(参照:トランプゲーム大全/赤桐裕二)を紹介しましたが、今回紹介するのはダイスゲームについての本です。

作者 ライナー・クニツィアについて

ボードゲームに詳しい人ならば、ほとんどの人が知っている有名人です。
たくさんのボードゲームを作っており、作者名は知らなくても、彼が作ったゲームを遊んだことがある人は多いはずです。

代表作でいうと、バトルライン、ブルームーン、モダンアート、ラー、チグリス・ユーフラテス、ケルト、インジーニアス、ロストシティなどがあります。また、彼はゲームデザイナーでありながら、数学博士でもあります。

メリットとデメリットがうまく組み合わされた悩ましい選択肢は、クニツィア・ジレンマなどと言われることもあります。

ダイスゲーム百科について

タイトル通り、たくさんのダイスゲームについて書いてあります。
ほとんどのゲームがダイスのみ、または得点用紙、印刷したボードのみで遊ぶことができます。ゲームによってはカウンター(マッチ棒、チップなど)が必要なものもあります。

  • 第1章 運と得点のゲーム
  • 第2章 運とカウンターのゲーム
  • 第3章 ダイスの理論
  • 第4章 賭けのゲーム
  • 第5章 前進のゲーム
  • 第6章 危険なゲーム
  • 第7章 カテゴリーゲーム
  • 第8章 ブラフゲーム

以上のように全8章に分かれており、それぞれにジャンルが異なるゲームが掲載されています。

注目したいのが「第3章 ダイスの理論」で、ここでは確率について詳しく書いてあります。
内容はもう完全に数学です(笑)中学や高校の数学でお馴染みのやつですね。
当時苦手だった人は、ここを読み飛ばしてしまう人も多いのではないでしょうか。

一通り読みましたが、トランプゲームよりもダイスゲームの方が遊びやすいものが多いです。
ルールのシンプルさもありますが、対応人数が幅広いのが大きいです。

トランプだと3人や4人だけというものも少なくありませんが、ダイスゲームだと2人~6人だとか、中には何人でも遊べるものも多いです。トランプと異なり、完全に運頼みになることも多いですが、軽くみんなでワイワイ楽しむのには、ちょうどいいのではないでしょうか。

掲載されているゲームの数はかなりのもので、ダイスを1つ振るだけのものから、振ったダイスを取捨選択していくもの、ギャンブル要素の強いものと多様なゲームが掲載されているので、この本とダイスがあれば長く楽しめそうです。

 

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