[ボードゲーム] フードチェーンマグネイトを初プレイした感想

約12,000円という価格ながら、すぐに売り切れとなってしまった話題のボードゲーム「フードチェーンマグネイト」を初プレイしました。Twitterで絶賛の声が多数あったのでかなり期待していたのですが、確かにとても面白いゲームです。ただし、かなり人を選ぶゲームですね。

フードチェーンマグネイトについて

プレイヤーは飲食店の経営者として、より多くのお金を稼ぐことを目指します。このゲームのすごいところは、初期資源や初期資金が一切ないところです。従業員も1人もおらず、CEOたった1人の無一文でゲームが始まります。

ゲームには7つのフェイズがあります。

1. RESTRUCTURING

自分の手元にある、どの従業員カードを今回使うか決めます。ちなみに使われていない従業員は休暇中となりますが給料は支払わなくてはなりません。全員が仕事中のカードを決めたならば、一斉に公開します。

2. ORDER OF BUSINESS

仕事中の従業員の空きスロットが多い順に手番順を選びます。もっとも空きスロットが1番手になる訳ではなく、好きな順番を選ぶことができます。

3.  WORKING

いわゆるアクションフェイズです。用意された6つのアクションを①から⑥の順番に行います。

① 従業員の雇用
② 従業員の教育
③ 販促活動の開始
④ 食品、または飲料の獲得
⑤ 新たな家、または庭の配置
⑥ レストランの配置、または移動

4. DINNERTIME

商品単価を決めます。価格は従業員カードやマイルストーンカードによって上下します。

家の住人は需要をすべて満たすレストランに食事をしにいきます。もし選択肢がいくつかあるならば、価格と距離を足して、より少ない数値のところに行きます。食事が供給できたならば、代金を受け取り、商品コマと需要コマをストックに戻します。

5. PAYDAY

従業員に給料を支払います。

6. MARKETING CAMPAIGNS

宣伝タイルの処理を行い、各家庭に需要コマを置いていきます。

7. CLEANUP

売れ残った食料や飲料はストックに戻ります。また、効果を失った宣伝タイルをストックに戻します。

この7フェイズを銀行の資金が2度なくなるまで繰り返します。銀行の資金が尽きたならば、もっとも多くのお金を持っているプレイヤーの勝利です。

フードチェーンマグネイトを遊んだ感想

3人で遊んだのですが、全員が初めてということもあり、まず説明で1時間かかりました。

フードチェーンマグネイトでは山札などがなく、すべてのカードは公開されています。そのため、1度始まってしまうと一切運の要素はありません。また、うっかり手順を間違ってしまうと、その段階で詰んでしまい、恐らくゲーム続行ができなくなります。

たとえば、従業員カードはトレーニングすることでランクが上の従業員カードにすることができます。ただし、それにより給料支払いが発生します。(初期の従業員カードはすべて給料が必要ありません)先に述べたように初期資金は0のため、うっかりトレーニングしようものならば給料が支払えなくなってしまいます。

また、ゲームにはマイルストーンカードというものがあります。これは何か条件を達成することでもらえるカードで、さまざまな特典があります。コマを追加でもらったり、給料支払いが軽減されたり、もらえるお金が増えたりするのですが、中には従業員カードをもらえるものもあります。この従業員カードも給料が必要なものがあるため、うっかりマイルストーンカードを獲得すると、やはり給料が支払えなくなります。

フードチェーンマグネイトでは食事や飲み物を提供してお金を稼ぐのにかなりの時間を要します。

料理や飲み物を用意する従業員を雇い、マーケティング担当を雇って広告をうち、それにより各家庭に需要を発生させ、需要を満たす料理を準備し、初めてレストランに来てもらうことができます。それで初めてお金が発生するため、以降給料が支払えるようになります。

厄介なのが、DINNERTIMEの後にMARKETING CAMPAIGNSがあることです。お客がレストランで食事をしてから宣伝をうつことになるので、実際に来てもらうのは宣伝をした次のターンということになります。この辺りも勘違いしてしまうと手詰まりになりやすいです。

そして従業員カードの獲得はドミニオンのような感じで、獲得したターンには使えません。使えるようになるのは次のターンからです。そのため、先々までを見通して手を打っていかないと、まったくゲームになりません。

実際にやってみれば何となくやるべきことは見えてくるのですが、そこから効率を考え出すとどんどん考えるべきことが増えてきます。そのため、遊んでいて思わず「分かってくればくるほど分からない」と言葉をもらしてしまいました。

カードのテキストもそこまで多くなく、やるべきことも見えているのですが、とにかく考えないとまともなゲームになりません。どこかを勘違いしてしまうとゲーム途中で協議終了という流れも十分にあり得ます。(実際に今回もなりました)

決して誰にでも勧められるゲームではありませんが、絶賛されているのも納得の面白さです。ランダム要素は最初に配置されるマップタイルだけです。そのため、如実に実力差がでるので、初めてプレイする人が経験者と一緒にやると恐らくゲームにならないと思います。

また、カードはすべてサプライとして公開されるので、思った以上に場所をとります。(マイルストーンカードが18種類、従業員カードが30種類以上あり、なおかつ自分がプレイした従業員カードをピラミッド状に並べます)

とりあえずゲームの流れは分かったので、次回また遊んでみたいですね。

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