おじゃまっシーは、湖で怪獣たちが場所取りをしあう2~4人用のゲームです。手番では頭か尻尾を伸ばすように怪獣のパーツを置いていきます。パーツに高さの概念が加わっているのが特徴です。
おじゃまっシーについて
プレイ人数によって、ボード上の使用できる範囲が変わります。(色の濃淡で示されています)
各プレイヤーは1色の怪獣パーツすべてを受け取ります。パーツは頭と尻尾が1個ずつ、胴体が10個入っています。頭と尻尾は胴体にはめ込めるようになっています。
パーツは個数はすべて同じなのですが、長さや高さといった構成が色ごとに異なります。
最初に初期胴体を配置し、そこに頭と尻尾をはめ込みます。
ゲームの流れ
自分の手番が来たらパーツを1つ選び、ルールに反しないように配置します。
- 頭か尻尾の端の前か左右のいずれかにパーツの片方をはめる。その後、頭か尻尾をその先に移動させる。
- 自分の頭と尻尾ならば胴体を横切るように置くことができる。他プレイヤーの頭と尻尾は横切れない。
- 胴体の上を通ることはできるが、下をくぐることはできない。
- 同じ高さの胴体は横切れない。
置けない場合はパスをします。
これを繰り返していき、すべてのプレイヤーが置けなくなるか、パーツを置ききったらゲーム終了です。
残ったパーツの数がもっとも少ないプレイヤーの勝利です。同数の場合は、頭の位置が高いほうの勝ちです。
高さが加わった場所取りゲーム
ピースを1つずつ配置していくブロックスのようなゲームです。高さが加わっているため、立体的な思考が要求されます。
今回は3人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで20分ほどでした。
高さごとに目盛りなどがあるわけではないため、慣れるまではどっちのパーツのほうが高いのか、なかなかわかりません。実際に置こうとしたら同じ高さだったり、低かったりと、思いの外、大変でした。
上はまたげるけれども、下はくぐれないルールのため、高さのあるパーツのほうが使い勝手がいいです。
ただ、そうはいっても長さの関係で置けなくなることもあるため、しっかり計画立てて置いていかないと「あれ?もう置けない?」となってしまいます。
運要素が一切ゲームなので、得意不得意の差はハッキリでそうです。ルールはシンプルなので、お子さんでも十分に遊べそうですね。
ボード上にグネグネになって配置される怪獣の見た目のインパクトもなかなかです。
タイトル | Block Ness |
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発行年 | 2021年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 15~20分 |
デザイナー | Laurent Escoffier |
BGGリンク | Block Ness | BGG |