「クランズ・オブ・カレドニア:インダストリア」は「クランズ・オブ・カレドニア」の拡張セットです。いくつかのモジュールが入っており、好きなものを加えることができます。遊ぶためには基本ゲームが必要です。

クランズ・オブ・カレドニア拡張の新しい要素

ボードゲームのクランズ・オブ・カレドニア拡張

クランズ・オブ・カレドニア:インダストリアでは以下のような要素が加わります。

輸出契約補充ボード

クランズ・オブ・カレドニアでは山札からめくるまで契約タイルの内容がわかりませんでしたが、インダストリアでは輸出契約補充ボードにあらかじめ並べて置かれるため、計画が立てやすくなりました。

次のどのタイルが補充されるかわかるため、あらかじめ準備しておくことができます。

報酬タイル

報酬タイルは最終得点計算に新たな得点要素を加えます。

ゲーム開始時に報酬タイルをランダムで1枚引き、5枚目の得点計算タイルの下に置きます。

ゲーム終了時に条件を満たしていたプレイヤーが得点を獲得します。

テラミスティカ:氷と炎にあった「最終得点計算タイル」のような感じです。

ファーマーズマーケット

ゲーム開始時にファーマーズマーケットタイルをマップ上に配置します。そこに隣接するように配置すると、通常よりも高い値段で商品が売れます。

どの商品が売れるかはタイルに描かれています。

列車モジュール

ボドゲのクランズオブカレドニア拡張

クランズ・オブ・カレドニア:インダストリアの目玉とも言える新要素です。

列車マップ上で列車コマを走らせ、商品を配達することで独自ボーナスを得ます。また、マイルストーンを達成することで得点を増やしたり、新たなエリアを開放したりします。

列車アクションを実行できるのは1ラウンドにつき1回だけです。

マップはプレイ人数による両面仕様となっており、2人プレイの場合はミニ列車コマを使用します。

新たに加わるタイル

「港ボーナスタイル」「得点計算タイル」「氏族タイル」「初期タイル」などの種類が増えます。

とくに氏族タイルは9枚も増えるため、これまでの倍の種族が使えるようになります。

マップモジュールも4枚加わるため、これまでにないマップが作成可能です。

選択肢は増えたものの…

ボードゲームのクランズオブカレドニア拡張

今回は全拡張要素を入れて、2人で遊んでみました。

基本もすべて含めたルール説明から始め、プレイ終了まで4時間半ほどでした。

実際に遊んでみての感想は「列車モジュールいるか……?」という感じです。

列車を動かすためには町や都市に描かれた需要を満たす必要があります。そのため、まずそこに配達するための商品を用意しなければなりません。そして需要を満たすと、そこから得られる輸送ボーナスタイルがあります。

そうすると、そこから得られるボーナスを考えた上で、どの商品が何個必要なのかを考えなければなりません。

これだけでだいぶ考える要素が増えます。

また、列車モジュール全体から得られる得点も結構あるため、まったく無視するわけにもいきません。そのため、必然的に考える時間が長くなってしまいます。

ほかにも、さまざまな条件を満たさなければならないマイルストーンも加わるため、とにかく考えるべき要素が増えます。

結果、何か別のゲームを平行して遊んでいる感じになり、そもそもの輸出契約に集中できなくなる気がしました。

「輸出契約補充ボード」「報酬タイル」は問題なく加えることができますが「ファーマーズマーケット」「列車モジュール」は、基本ゲームが物足りない人向けといった感じです。

ファーマーズマーケットは、さほど大きな変更点ではないのですが、準備の手間が増えるため、別になくてもいい気がしました。

「港ボーナスタイル」「得点計算タイル」「氏族タイル」「初期タイル」が増えるのは単純にうれしいですね。ちなみに新しい「港ボーナスタイル」は列車モジュールがあってもなくても使えるようになっているため、どちらの場合も問題なく加えることができます。

今回遊んでみた感じ、次回遊ぶならば「ファーマーズマーケット」と「列車モジュール」は入れないかなという感想です。

タイトル Clans of Caledonia: Industria
発行年 2025年
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 30~120分
デザイナー Juma Al-JouJou
BGGリンク Clans of Caledonia: Industria | BGG
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。